〈コラム〉四十肩とカイロプラクティック 早い時期の治療が早期回復をもたらす

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第111回

ishitani-111カイロプラクティックは背骨と骨盤の治療といったイメージが強いかもしれませんが、手足の関節を手で矯正する治療もカイロプラクターの得意分野です。

当院には肩の痛みで来院される方が多くおられます。その代表的な症状が四十肩、五十肩です。腕を上げようとしたり回そうとすると、肩の関節付近や上腕、また肩甲骨の周りにズキッと激痛が走る症状です。筋力の衰えやホルモンのバランスの乱れにより、特に40代から50代の方がなりやすいため、日本語では四十肩、五十肩と呼ばれています。正式な症状名は頸肩腕症候群(けいけいわんしょうこうぐん)といいます。英語では“Frozen Shoulder”と呼ばれています。氷のように固まってしまうからです。

初めは、腕を動かす際、少しだけピリッと痛みが走ったり、少しある一定の方向に動かしにくいなどの症状ですが、放っておいて悪化すると腕を動かさない際にもずっと痛みがズキズキと続いたり、寝ている際も痛みで眠れないくらいの症状になってしまいます。

「半年前からだんだん肩が痛くなって、今では夜もうずいて眠れない」「最初はそうでもなかったけど、最近は動かしたときズキッと、涙が出るくらい痛い」「肩が痛くて髪の毛が洗えません、服を着替えるのが大変」という覚えはありませんか? 症状が悪化する前、早い時期の治療が早期回復をもたらします。

慢性的に肩凝りの方、以前むち打ちなどになっていて首が悪い方、特に要注意です。最近、ただの肩凝りが腕の方まで広がってきたなと思う方、ぜひ、カイロプラクティックを受診してみてください。注射や薬なしで治療します。
(次回は12月12日号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞。2015「Bergen’s Top Chiropractor」受賞。

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