NYの生活環境、世界では44位

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米国トップはサンフランシスコ

米人材コンサルタント会社マーサー(MERER)が14日に発表した「2017年世界生活環境調査・都市ランキング(Quality of Living Survey)」でニューヨークは米国では4位で、世界では44位だった。

Quality of Living Survey

サンフランシスコ(29位)が米国の最高位となり、ボストン(35位)、ホノルル(36位)、シアトル(45位)が続いた。ロサンゼルス(58位)やシカゴ(47位)は犯罪率が高いことから、昨年よりそれぞれ順位を下げた。北米では、カナダ各都市が上位にランクインし、バンクーバー(5位)が最高位だった。

同社は多国籍企業などが駐在員を海外に出向させる際の報酬を公平に決定する基準として毎年この調査を実施。各都市の政治、経済、社会、自然、医療、生活物質調達、公共サービス、娯楽、住宅、安全性などについて評価している。

調査が行われた世界230都市中で、住みやすい町のトップに選ばれたのはウィーンで8年連続。最下位は昨年に引き続きバグダッドだった。国際主要都市のロンドン、パリ、東京、ニューヨークは、ドイツや北欧諸国、カナダ、オーストラリアなどの都市よりも下にランキングされ、上位30都市に入らなかった。

日本の主要都市の順位は、、東京(47位)、神戸(50位)、横浜(51位)、大阪(60位)、名古屋(63位)と続いた。

(2017年3月18日号掲載)

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