NGO JENは熊本市東区で緊急支援を行っています

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看護師、介護士の方もサポート

〈JEN便り〉国際支援の現場から

5月25日の益城町。いまだ倒壊家屋はそのまま

5月25日の益城町。いまだ倒壊家屋はそのまま

 

シャンプーの配布準備

シャンプーの配布準備

避難所となっている企業社屋で入浴サービス

避難所となっている企業社屋で入浴サービス

4月15日、熊本県熊本地方を襲った大地震への緊急支援では、市内に300以上の避難所が設置されていました。ひと月が経過し、これらが22カ所に集約されましたが、揺れへの恐怖や自宅から遠くなることを好まない人たちの多くが、いまだテント暮らしを強いられています。避難所の中には、入浴施設のないところが多くまた、自宅の浴室が壊れたあるいは浴場へのアクセスがない人たちが多くいるため、JENは、緊急支援物資配布を終えた後、5月初旬より入浴巡回サービスを開始しました。この活動には、看護師、介護士の方にもサポートいただいています。長期化する避難生活で、心身ともに疲れ切った被災者への血圧測定などを行い適切なアドバイスを伝えることで、少しでも避難生活のストレスが軽減されればと願っています。この入浴サービスの提供を始めるにあたり、株式会社アルビオン様からは、入浴セット(シャンプー、ボディ、ソープなど)をご支援いただきました。

余震の頻度は下がっていますが、10万棟以上の家屋が一部損壊または半壊した状況は改善していません。梅雨入りを目前に不安が募る人びとへ、少しでも安心して健康的に暮らすための支援を続けてゆきます。皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

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(2016年7月9日号掲載)

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