聖パトリックスデーのパレード、今年はLGBT団体も参加

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17日午前11時にミッドタウンからスタート

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春の恒例行事、聖パトリックスデー(St. Patrick’s Day)のパレードが今年も実施される。今年のパレードは17日午前11時に44丁目と5番街の交差点からスタート。

5番街を北上し、50丁目にセント・パトリック大聖堂を越え、アメリカン・アイリッシュ・ヒストリカル・ソサエティーのある80丁目で終了する。パレードにはアイルランド系のさまざまな団体や企業が参加。アイルランドの伝統衣装に身を包んだ人々が伝統音楽を奏でながら歩く姿や聖パトリックス・デーを象徴する緑色の衣服や小物を身につけて歩く姿を見ることができる。終了時刻は午後4時半から5時を予定している。

同パレードをめぐっては2014年、同性愛擁護のメッセージを掲げる団体が参加を許可されなかったことに抗議し、ビル・デブラシオ市長が参加を見送った他、アイルランドゆかりのビールメーカーなどのスポンサーを撤退する騒ぎがあったが、今年はアイルランド系の性的少数者(LGBT)団体「ラベンダー&グリーンアライアンス」が参加することが既に公式発表されている。同団体の創始者ブランドン・フェイ氏は、同氏が米国へ移住した1980年当初、アイルランドではゲイであることが「違法」であったことに触れた上で「われわれは、とても大きな敷居を越えたと思っています。それを人々が感じているのが分かりますし、アイルランド・コミュニティーもそれを感じています。ここから後戻りすることは決してありません」と述べた。

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