ニューヨーク育英学園で行事

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小学部で秋の遠足

ホールオブサイエンスで多くの不思議も発見

ニューヨーク育英学園全日制部門

ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージ州イングルウッド・クリフス、岡本徹学園長)の小学生が8月24日、ニューヨーク州クイーンズにあるホールオブサイエンスで秋の遠足を行った。

出発式で、児童会長6年植田拓実さんの「秋の遠足にいってきます」という元気なあいさつがあり、いざホールオブサイエンスへ。今年も、高学年をリーダーに、各班に分かれて1年生から6年生までの縦割りグループで活動した。地図を片手に館内を回っていくと、「何これー」「すごーい」という歓声が聞こえた。子供たちは火星の石を触ったり、火星探査機を操縦したりした。

また、野球ボールを投げてスピードガンで計測するコーナーや、ラジコンの飛行船を操縦するコーナーも人気だった。鏡でできたトンネルをくぐり抜ける時や、巨大なシャボン玉を作る時は大喜び。科学をテーマにしたプレーグラウンドで遊ぶ時間は、全員が気持ち良い汗を流しながら夢中で楽しんだ。物理学や地学といった学問の領域をこえて、純粋に自然科学というものの魅力を全身で感じ取っていた子供たち。その中では、多くの不思議も発見できたようだ。そして、友達との仲も大いに深めることができた。

同学園では、例年この秋の遠足を校内アートコンクールと関連させて行っている。アートコンクールが行われたのは遠足の翌日。子供たちは、「ふしぎはっけん!」というテーマのもと、作品づくりを行った。さらにそのアートコンクールを受けて、9月15日にはアート鑑賞会が開かれる予定。子供たちにとっては友情を深めると共に、大いに創作意欲を刺激される秋の遠足であった。

〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園

(2016年9月10日号掲載)

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