YouTubeがオンライン仮想卒業式「Dear Class of 2020」開催、オバマ前大統領やビヨンセ、ガガらも祝辞

0

オンライン仮想卒業式「Dear Class of 2020」動画サイトから

YouTubeは、新型コロナウイルスの影響により卒業式が中止となった世界中の卒業生に向け、オンライン仮想卒業式「Dear Class of 2020」を6月7日に開催し、注目を集めました。

同イベントには、オバマ前大統領夫妻やアーティストのビヨンセ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、BTSら40組を超える著名人や豪華アーティストが登場し、卒業生のための祝辞とパフォーマンスが贈られました。

冒頭に登場したオバマ前大統領夫妻は、パンデミックの影響、現在各国で拡がっている「Black Lives Matter(ブラック・ライブス・マター)」運動に触れながら、卒業生たちへのお祝いのメッセージを捧げ、ミシェル・オバマ夫人が長年サポートしている全米の学生に向けた教育的取り組み「Higher Reach Initiative」による映像コンテンツも公開しました。オバマ前大統領夫妻が揃って公式のバーチャル・ステージに登壇するのはこれが初です。

また、ビヨンセは10分間のスピーチで、「あなたは決して独りではないことを忘れないで。団結力を頼りに、意識を集中し続けてください。あなたの目的から目を離さず、外部の横やりや自身の不安に惑わされて自分のゴール達成を遠ざけないでください。苦悩を受け入れ、それを乗り越えることはあなたを強くします。この時代は私たちの歴史とあなたの人生において重要な時です。行動を起こすのです。」と力強いメッセージを贈りました。

レディ・ガガは、「Black Lives Matter」運動前に撮影したというスピーチを撮り直し、「2週間前に私が撮影したスピーチは、世界中に打撃を与えた新型コロナウイルスのパンデミックの経験をしたことを受け、『思いやりの力』の大切さに触れるものでした。・・・皆さんはこの国の進化において極めて重要な瞬間であるものを目の当たりにしています。変化には時間がかかりますが、それはより良いものへと変化するでしょう。話し合いましょう。そして皆さんがほぼ毎日教室でそうしてきたように、お互いの話に耳を傾けましょう。」と語りかけ、人種差別について考えることの重要さを訴えました。

そのほか、アリシア・キーズ、ジェニファー・ロペス、ビリー・アイラッシュ、リゾ、ビル&メリンダ・ゲイツ夫妻などが出演し、妊娠中のケイティ・ペリーがラストを飾り、豪華なオンライン卒業式は幕を閉じました。

4時間半以上にわたって届けられたイベントは、YouTubeオリジナルチャンネル(www.youtube.com/watch?v=rxpTjcouaeQ)から視聴できます。

(画像引用元&参照URL)
https://indianexpress.com/article/entertainment/entertainment-others/dear-class-of-2020-the-obamas-lady-gaga-beyonce-speeches-6448039/

Share.