NY地下鉄、深夜の運行を一時停止 5月6日から

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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は5月6日(水)から、午前1時から午前5時まで駅構内と地下鉄車両を消毒のために閉鎖し、運休することを発表した。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、地下鉄構内や車両ではマスクを着用しないホームレスらが多く見受けられるなど衛生的な環境が急速に悪化していることから、今回の措置が実施されることとなった。

清掃中は警官が駅構内に常駐し、許可なしでは立ち入ることができないようになる。

深夜勤務のために通勤が必要な医療従事者やエッセンシャルワーカーに向けては、新たに開始するサービス「Essential Connector(エッセンシャル・コネクター)」により無料のシャトルバスや代替車両を運行する。乗車にはエッセンシャルワークに携わっている証明書を提示する必要があり、一晩で2回までの乗車となる。車椅子での利用も可能だ。

MTAによる調査では、このパンデミックの間に地下鉄利用者は90%減となっているものの、依然として約1万1000人が午前1時から5時の間に地下鉄を利用していることがわかっている。

またMTAは車両内の混雑を避けるため、エッセンシャルワーカー以外の必須でない移動には、できる限り公共の地下鉄やバスの利用を控えることを要請している。

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