NY観光を世界へ売り込む司令塔

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ニューヨーク市観光会議局、フレッド・ディクソン氏がCEOに復帰

ニューヨーク市の観光を世界に売り込み、旅行者や国際会議、イベントを呼び込む「司令塔」ともいえるのが、ニューヨーク市観光会議局(New York City Tourism + Conventions)だ。同局は8月26日、フレッド・ディクソン氏をプレジデント兼CEOに任命したと発表した。12月1日付で就任する。

NY市観光会議局のプレジデント兼CEOに復帰就任するフレッド・ディクソン氏

旅行者だけでなく国際会議やイベントも誘致

同局はニューヨーク市5行政区の公式デスティネーション・マーケティング機関(DMO)であり、コンベンション&ビジターズ・ビューロー(CVB)でもある。単に観光情報を発信するだけではなく、世界各国から旅行者を誘致し、レジャー旅行のほか、ミーティング、コンベンション、イベントの開催地としてNYをプロモーションする役割を担う。観光を通じて持続可能な経済的繁栄や地域社会の発展につなげ、市民や企業にも恩恵を広げることを使命としている。

今回復帰するディクソン氏は、2014年から24年まで10年間にわたり同局のトップを務めた。行政関係者や企業、メディア、世界各地の旅行業界と連携し、NYを世界有数の旅行先として発信。その後は、米国への海外旅行者誘致を専門とするBrand USAのプレジデント兼CEOを約2年間務め、国際観光市場での経験をさらに積んだ。

年間6500万人、556億ドルを動かす観光産業

世界の都市間で海外旅行者の獲得競争が続く中、復帰後は旅行者数の拡大やNYのグローバルブランド強化、観光関連企業との連携を進め、観光による経済効果を5行政区全体へ広げる取り組みを率いる。

昨年、NY市を訪れた旅行者は約6500万人。旅行者による直接消費額は556億ドルに達した。観光産業は5行政区で約40万人の雇用を支え、70億ドルを超える税収を生み出すなど、市経済を支える重要産業となっている。

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