〈コラム〉子供の猫背はスマホ依存症から “テキストネック”はカイロプラクティックを通じ改善

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第147回

大人ももちろんですが、成長期の子供のスマホやタブレット使用依存症は、深刻な首や背骨への損傷をもたらします。このテキストネックと名のついた症状に対して、カイロプラクティック医は、真剣に向き合っています。

現代の子供たちの多くは、昔と比べ猫背率が非常に高くなっています。そのほとんどの原因はスマホやタブレットの過度の使用によるものです。7歳から10代までのスマホやタブレット、PCに費やす時間が一日平均3時間もあるとご存じでしたか?

私のクリニックにも多くの子供たちが頭痛や肩凝りを訴えて来院してきます。いくつかの代表的な整形外科的検査やレントゲン検査により、それらのほとんどは頸椎(けいつい=首の骨)が通常の逆側に反り返ってしまっていることが原因となっています。そして、その首の逆カーブになってしまった原因は、大量な時間を電子機器に費やしている子供たちの姿勢が主な原因なのです。

この首の症状のことを“テキストネック”と呼びます。ほとんどの場合テキストネックになる原因は、長時間、顔を下に向けて頭が下がるような姿勢をすることによって起こります。通常の首のCカーブの骨の並びではなく、逆にカーブする首の骨になることで、関節や骨の老化も早まり、頭痛、首、肩、腰の痛みが引き起こされます。

多くの患者が頭痛を訴えて来院して来られます。中には脳のCTスキャンやMRIの検査までもして、結果異常なしということでカイロプラクティックにすがる思いで来られる方がいますが、実際の頭痛の原因は“テキストネック”だったということは稀ではありません。

しかし、スマホやタブレット使用の際、スクリーンを目の高さまで合わせて、頭を垂れ下げずに使用することで、テキストネックになる確率は下がります。面倒でもぜひそのように試してみてください。そして、もし、あなたやあなたの家族が既にテキストネックであり、猫背であるなら、その事実に真剣に向き合い、カイロプラクティックを通して改善されることを願います。

(次回は9月9日号掲載)

MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞。2015「Bergen’s Top Chiropractor」受賞。

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