〈コラム〉むち打ち症(3)

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第188回

交通事故などでむち打ち症になった!と聞くと、首のケガかな?と思う方が多いでしょう。そして、むち打ち症と聞くと、交通事故かな? と思うかもしれません。むち打ち症は、交通事故だけでなく、例えば階段から落ちた、スキーなどで転倒した、サッカーやアメフトで衝撃を受けた─などいろいろな原因が考えられます。

むち打ち症になり、それで悩まされる多くの症状は、もちろん、首の痛み、そして、頭痛、疲れ、肩凝りや背中の痛み、腰痛などたくさんあります。“むち打ち”の衝撃を受けた際の物理的なスピードや、性別、年齢、その時の体のコンディションで、ケガの状態は違うことも確かです。また、むち打ち症になった際、よく見られる現象として、直ぐに症状を発症しないということもあります。数週間から数カ月の期間を経て、自覚できる症状が現れることは稀ではありません。

“むち打ち”の衝撃を受けた後の症状はこんなにもあります。もし、どれかに当てはまる症状がありましたら、カイロプラクティックのむち打ち症の検査をお勧めします。

筋肉の凝り、緊張、全身の凝り、だるさ、関節痛、腱鞘炎(けんしょうえん)、首の痛み、背中や腰の痛み、吐き気、バランスの崩れ、耳鳴り、手足のしびれ、偏頭痛、首が回らない、疲労、イライラ、ぼやっとする、不安、便秘、震え、関節炎、血行不良、息が苦しい、筋肉の浮腫(むくみ)、神経痛、めまい、難聴、目のかすみ、手足の冷え、不眠、物忘れ、鬱(うつ)、動悸(どうき)、下痢

このように意外な症状とむち打ち症はつながってます。

(次回は10月19日号掲載)

MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞。2015「Bergen’s Top Chiropractor」受賞。

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