〈コラム〉スポーツのケガ

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第207回

スポーツでの外傷や、使いすぎ(オーバーユース)によるスポーツ障害で、カイロプラクティックへ訪れる方が、プロやアマチュアにかかわらず増加しています。

スポーツをする場合、基本的にはそのスポーツの特性に合った体づくり(筋力・体力作り)をしてから取り組むのがベストですが、ゴルフやテニス、草野球、さらにはラグビーもする方がいるように、週末だけ「ぶっつけ本番!」で試合に出場したり、月に数回だけコースに出るだけと「楽しむ」ことが目的のスポーツ活動の方も多いようです。さらに、このたびのパンデミックによりステイホーム期間が増え、何か体を動かさないとまずい!と思った方々が、とりあえず始めるのがジョギング。運動の後の痛みをただの筋肉痛と思い込み、数日経っても、数週間経っても、ほったらかしにして、やっと1カ月以上たってから、あれ? 変だぞ? まだ痛いな。とその深刻さに気付き、やっと来院する方が少なくありません。

運動中に起こった急性の外傷(捻挫、打撲、肉離れなど)は応急処置(RICE処置)を行います。RICEのRはRest(休息)、IはIce(冷却)、CはCompression(圧縮)、EはElevation(患部を上げておくこと)です。2〜3日たっても、症状が続いている場合は軽視せず、受診することが深刻な損傷を導かないカギです。問題は、外傷や障害の後の機能回復またはリハビリ、そしてコンディション作りに対しては、まだまだ理解されていないことです。

一般的には、プロスポーツ選手の場合、競技に対する意識が高いため、自己管理の結果がパフォーマンスにつながることを理解しています。そのため、ベストなコンディション作りをするために、メンテナンスケアを大切にして、治療に対しても積極的に、根気強く来院します。それに対し、学生のクラブ活動的なアスリートや社会人の週末やエクササイズのためにスポーツを趣味レベルでされている方は、痛みが出ても放置したり、また痛みの出ている時だけ来院する始末で、少しでも痛みがなくなると、そのままにして治療を中断してしまうこともまれではありません。落ち着いて、集中して治療すれば治るものも、治りかけた時に治療をやめて、練習を再開してしまうため、完全に治らないまま続けている人もいます。

プロ、アマに限らず、ケガをしない体作り、運動を長い期間安全にできる体作りをするために、カイロプラクティックのメンテナンスケアは非常に大切なケアです。

(次回は10月10日号掲載)

MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷ヘルスセンター院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞。2015「Bergen’s Top Chiropractor」受賞。

【石谷ヘルスセンターウェブ】www.ishitaniclinic.com

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