〈コラム〉Jun Motai Coaching 罍 純介「本当のリーダーになる」第7回

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コーチングの真髄

皆様、こんにちは。リーダーシップ・ライフコーチの罍(もたい)です。
今回は、以前にも触れました、
コーチングの真髄の一つである、NCRW(People are Naturally Creative, Resourceful and Whole)についてお話をします。
コーチングはまず導入セッションと呼ばれるイントロセッション、 そして次にコーチングセッションに入っていきます。コーチはクライアントに焦点を当て、クライアントが特に内面で何をどのように感じているかを自分の言葉にしていくお手伝いをします。言い換えれば自分の中にある鉱山を発掘していくお手伝いをするわけです。いろいろな形をしたシャベルや大きさの違うドリルを使って掘っていきます。掘り進んでいくと、今まで気付かなかった様々な鉱脈を発見できるのです。さらに進むとそこには金鉱があったりダイヤモンドの鉱脈があったりするのです。

自分の中に金鉱脈がある
ここで最初に書きました、コーチングの真髄の一つであるNCRWについて触れていきます。

「人はもともと創造力と才知に溢れ欠けるところのない存在である」
コーチはクライントの中にある隠された金鉱脈があると信じて関わります。どんな人でも素晴らしい鉱脈がその人の中にあるのです。最初にある鉱脈を発見した時には、自分の気付きに興奮することでしょう。
さらにここで大切なことに触れていきます。あなたの大切な価値観や人生の目的は何なのでしょうか。それらを明確にしながら“価値観シャベル”や“人生目的ドリル”を使って鉱脈探しをさらに進めていくことは不可欠なプロセスなのです。これが欠けていると、金鉱だと思ったものが、実は時間とともにメッキが剥げ、ただの石ころだったとなってしまうのです。
今まで気付かなかった金鉱脈が実は自分の中にあるのです。つまり自分を信じることがいかに大切であるかということです。コーチもクライアントも自分自身の、そしてお互いの持っている能力を信じて関わっていきます。
コーチングを受ける人は、より良いリーダーになるため、自分の本当にやりたい事を見つけるため、自分の進んでいる道を軌道から外さないために受けるなど理由は様々です。どんな人にも自分には見えていない金鉱脈が自分の中にあると信じることはとても重要なことの一つです。
この何とも言えないワクワク感をコーチとクライアントはシェアしていきます。こんな素敵なコーチングの旅を一緒にしてみませんか。
(次回は4月第3週号掲載)

 

Mr. Motai
〈プロフィル〉 罍 純介(もたい じゅんすけ) CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)。YKK(株)、バンカース・トラスト銀行東京支店、NY本店でパートナー、マネージング・ディレクター、東京トレーディング責任者歴任。東海銀行NY支店を経てMotai Advisors, LLCを起業、Jun Motai Coachingのブランドでリーダーシップ・ライフコーチングに従事。金融最前線のトップディーラーから人に焦点を当てたコーチングの分野に転身。【ウェブ】www.junmotaicoaching.com

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