〈コラム〉成績上位者の共通点

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在米保護者への教育コラム 第18回

駿台 NJ校校舎長 山名健太

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著者近影

 

小学生、中学生の模試で成績上位層に入るお子様や最難関校に合格されるお子様には幾つかの共通点があります。今回は、5つの共通点についてご紹介しますので、是非ご参考ください。

①宿題は丁寧にやってくる
どんなに忙しい時でも、きめ細かく丁寧に宿題をやってきます。また、自分で丸つけをする際に直ぐに答えを見るのではなく、徹底的に考え抜いている痕跡が、テキストやノートに表れています。

②小テストは合格点をとる
毎回の小テストで必ず合格点をとります。授業の直前になって、慌てて対策をするのではなく、宿題の一つとして家で繰り返し小テストの範囲を勉強しています。

③模試の解き直しをする
学力テストや模試を受けた後に、自分で自己採点をし、出来なかった問題に関しては、もう一度ノートに解き直しています。どうしてもわからない問題については、先生に質問しています。

④日本語の本を読む
英語圏に滞在しながらも、国語力を維持、もしくは向上させているお子様は日本語の本を多く読んでいます。日本語の知識を増やすためには、日本語の本を読むことが必要不可欠です。
【番外編】親御さんも一生懸命
帰国後の受験校について調べられたり、お子様の宿題をチェックされたりと積極的にお子様と関わりを持たれています。特にお子様が小学生の間は、学校の勉強や宿題を見てあげてください。また、ご自宅での勉強方法や帰国後の進路についてなど、学校や塾によくご相談をされています。そして、受験対策や勉強の対策を早い時期から考えられています。

このように、成績上位のお子様は、やるべきことをきちんとやっているからこそ良い結果を出すことができています。重要なことは、「できるかできないかではなく、やるかやらないか」なのです。

(次回は1月第3週号掲載)

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