〈コラム〉米国移民局、特急審査申請サービスの再開を発表

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米国移民局(USCIS)は、非移民労働者のためのI─129申請書および外国人労働者の移民のためのI─140申請書の特急審査申請サービスを再開することを発表しました。

●2020年6月1日より、米国移民局はI─140申請の全ての申請書において、I─907フォームを使用した特急審査申請サービスのリクエストの受け付けを開始しました。
●6月8日から、米国移民局は左記の特急審査申請サービスのリクエストを受け入れました。
○2020年6月8日より前に提出された新規申請書を除くH─1B申請書で、現在も米国移民局により審査中であるもの(特急審査へのアップグレードによるリクエスト)
○2020年6月8日より前に提出され、現在も審査中であり特急審査申請サービスの対象となる非移民労働者のためのI─129フォームを含む全ての申請書(H─1B申請書を除く。特急審査へのアップグレードによるリクエスト)

●6月15日から、米国移民局は下記の特急審査申請サービスのリクエストを受け入れました。
○特急審査申請サービスをリクエストするI─907フォームが一緒に提出されているH─1B申請書(または2020年6月8日又は、その日付以降に提出された申請に基づいたアップグレードによるリクエスト)は、次の理由で新規申請から免除されます:
■雇用主は年間上限枠の対象外として適用される会社である。又は、
■ビザ受益者は、コンラッド/IGAのウェーバーに基づいて年間上限枠の対象外となる場合です

●6月22日から、米国移民局は、以下を含むその他全てのI─129フォームを含む申請書の特急審査申請サービスを再開しました。
○特急審査申請サービスのアップグレード申請と、I─907フォームが一緒に提出された申請の両申請に対する全てのH─1B新規申請書、及び
○特急審査申請サービスが対象であるその他の全ての非移民労働者のためのI─129申請書でI─907フォームが一緒に提出された申請書

(次回は9月第2週号掲載)

※本記事は6月時点に発表された内容で、この記事が皆様に読まれている頃には異なる状況となっている可能性もございますこと、ご了承ください。
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