ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅（25）
10月11日に開催された出版記念講演会
深まりゆく秋は、そこはかとなく憂いを感じる季節です。落葉は、エネルギーをためて深い休息に入る冬の準備です。すべての創造物は神の力によって誕生して生き続け、変化して、やがて寿命を迎え死んでいきます。
ずっと存在し続けるかに見える創造物も、常に変化をして源に向かい消滅していきます。そこには季節による活動があり、休みがありと変化しています。人間も自然の一部分です。私たちの体に自然の法則が働いています。
人間は心が発達して、常にクリエイティブに便利なものを創造しています。今や科学や文化の発達の中で、便利さと豊かさには目を見張るばかりです。人類は一体どこに向かっていくのでしょう。
一方自然を見ると、地球の温暖化、極端に変化する天候など不安があります。
このままで、私たちは幸せになれるのでしょうか。心はこだわりを増し、深いところに何かの不足を感じて安らぎがありません。心は海のようです。常に波立ち、揺れて変化し、消耗しているのです。
ヒマラヤの聖者は本当の生き方を発見しました。あなたの心を超えたところに深い安らぎがあり、本当の自分、つまり真理があるのです。それを体験することで最高の成長ができる。それが究極のサマディ、究極の悟りです。
今、私たちは波立つ心を抱えてエネルギーを消耗し、誤った判断で苦しむ生き方をしています。だれもが心に翻弄されているのです。
しかし、今、最速で源の動かない平和の存在につなげ、それを実際に体験し悟ることができるのです。私はその教えを広め、実践する生き方をガイドしています。
それがヒマラヤ秘教の教えです。実際にあなたが変容して進化する実践がヒマラヤシッダー瞑想です。それを私が伝授しているのです。
ヒマラヤシッダー瞑想により、あなたは自然を取り戻し、すべてをコントロールして、すべてをエンジョイして今に生きることができます。自分が何をやるべきか、どう生きたらいいのかがわかるのです。あなたの中の神聖なクオリティが目覚めます。自然と戦うのではなく自然を取り戻しその偉大な力を借りながら、さらにそれを超えて何の不安もなく、神からの愛をもって、智慧をもって、生命力を輝かせながら生きていくことができるのです。
（次回は11月16日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
