〈Topic〉アジアの食と文化を紹介

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タイムズスクエアに40ブース

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「日本の食文化に触れ、これをきっかけに店にも足を運んでほしい」と「ひろ久」の林寛久シェフ(右)=6月25日、ニューヨーク(撮影:河村)

ニューヨークのタイムズスクエアで6月25日と26日の2日間、「テイスト・アジア(TASTE ASIA)」(www.tasteasia.org)と題したアジアの食と文化を紹介する大規模なイベントが開催された。
期間中、日本、中国、韓国、インドなど、アジア圏の味を象徴する約40のレストランや小売店がブースを出展、さまざまな食文化を紹介した。出展者の多くはニューヨークに店舗を構えるレストランで、お茶(Kanlo Gourmet Tea)やチョコレート(ROYCE’ Chocolate)のような菓子類から台湾系のベンダー(A-Pou’s Taste)も参加した。
初日の25日には、来場者参加型の文化交流イベントが開催され、お茶や台湾餅、韓国式手打ち麺などのデモンストレーションが行われた。また、ニューヨークの日本料理店「ひろ久」(hirohisa-nyc.com)のオーナーシェフ、林寛久さんが実演し、出来上がった料理を来場者に振舞った。
2日目には、第6回世界中華料理選手権(International Chinese Culinary Competition)が行われ、世界中から集まった五つの地域料理、広東、山東、東北、四川、淮揚のシェフが料理の腕を競い合った。

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お茶のデモンストレーションに来場客も参加した=同

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オープニングセレモニーでゴングを鳴らしたフードファイターの小林尊さん=同

20近いデモンストレーションやイベントが行われ、アジアの食と文化を紹介する絶好の機会となり、大盛況のうちに幕を閉じた。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年7月5日号掲載)

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