常習的に過度な高額ラベル表示
ニューヨーク市のエージェントは12月28日、米自然食品スーパー大手ホールフーズ・マーケット＝写真＝が、市内の店舗で一部の包装済み商品を過度に高い価格で販売していたこと認め、50万ドルの罰金を支払うことで合意したと発表した。
ニューヨーク市消費者局（ＤＣＡ）はこの合意にあたっては、過剰請求の再発を防ぐための基準を順守するよう同社に命令を出していることも発表した。市のジュリー・メニン局長はこの合意により、消費者を守ることができるだろうとの声明を発表した。
ＤＣＡでは昨年６月、ホールフーズ・マーケットが市内の店舗で肉や乳製品など80種類の包装済み商品について、常習的に過度に高額なラベル表示をしていたことを発見し、調査に入ると発表していた。
ホールフーズ・マーケットはマンハッタンとブルックリンに９店舗を持ち、オーガニックや高級食材などを扱う店として知られる人気店。昨年カリフォルニアで同様の事件を起こし、80万ドルの罰金を支払っていた。
