元男子テニスのスター選手を誤認逮捕

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6人の白人私服警官が拘束

元男子テニスのスター選手、ジェームズ・ブレイク氏(35)が9日、クレジットカード不正利用グループの一員と間違えられ、ニューヨーク市警察(NYPD)の警察官に拘束された。
NYPD警察委員長のウィリアム・ブラットン氏は、この件は人種には関係がないとコメントしているが、黒人であるブレイク氏を白人警官が集団で乱暴に拘束し、逮捕の瞬間の動画が各メディアで公開され大きな騒動となった。

米テレビ番組に出演し逮捕のいきさつについて話すジェームズ・ブレイク氏

米テレビ番組に出演し逮捕のいきさつについて話すジェームズ・ブレイク氏

ブレイク氏は世界ランキング4位を記録したこともある元スター選手で、マンハッタンのグランド・ハイアット・ホテルの外で全米オープンに向かうために車を待っていたところを6人の白人私服警官によって拘束され、地面に叩きつけられて手錠を掛けられた。
この誤認逮捕を受け、デブラシオ・ニューヨーク市長とブラットン氏はそれぞれ謝罪を表明した。

(ニューヨーク・ビズ 2015年9月19日号掲載)

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