NY育英学園学園長 岡本徹氏が新年おめでとう

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あけましておめでとうございます

 

岡本徹

 

新年のNY育英学園は恒例の餅つき大会で明けます。

全日制部門やサタデースクール等、本学園の様々な部門で連日賑やかに行われます。臼杵を用意して、幼児部、小学部の一人ひとりが餅つきを経験します。つきたてのおもちは、しょうゆ、きなこ、あんこ、納豆や大根おろしで上級生が下級生にサーブして、みんなで日本の味覚を堪能します。

マンハッタン校フレンズアカデミーは特に国際結婚家庭の多い地域ゆえ、毎年数多くの家族がこの餅つき大会に集まります。お雑煮の匂い漂う正月の雰囲気に人気があり、満員御礼となります。その他、「書き初め」「カルタとり」等、この季節ならではの日本文化に十分浸ってもらいます。

他にもキャメルバックでの「スキー教室」が数回あり、思い出作りには欠かせません。

英語の時間をそれまでの倍である週10時間に増やした「クロスメソッド」を始めて6年目。各学年で8×24フィートの巨大パネルを使った「屏風アートメソッド」での協同制作。その背景画とともに繰り広げられる学園祭の劇やミュージカルのエネルギッシュな発表を見て、毎年最高の感動を覚えます。又、究極の縄跳び「ダブルダッチ」も取り入れています。NY育英の4チームが、先日アポロシアターでの世界大会に出場し、全チームが入賞を果たしました。

もちろん、日本語での学習を最も大切にし、そのレベルアップには最大の努力を続けています。

この2016年も汗と涙と笑いの1年となることでしょう。元気なNY育英に皆さんの応援を宜しくお願い致します。

(2016年1月1日号掲載)

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