〈ルポ〉海上保安大学校練習船「こじま」 NYに寄港、船上でレセプション

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実習生、来場客らと交流

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実習生による剣道などが披露された=13日、ニューヨーク(撮影:鈴木貴浩)

ことし5月7日に広島・呉を出発し、世界一周の遠洋航海を行っている日本の海上保安大学校の練習船「こじま」がニューヨーク・ブルックリンのピア7に13日寄港し、16日に船上で三矢哲司船長主催のレセプションが開催された。
今回「こじま」に乗船しているのは第60期専攻科実習生39人、国際航海実習課程研修員1人、乗組員40人。乗員や実習生らは草賀純男在ニューヨーク日本国総領事・大使夫妻や、米沿岸警備隊関係者、政府関係者など100人を越える招待客と国際親善を図った。レセプションでは、同船の厨房職員が腕をふるったすしやおでんなどの日本食やオードブルが振る舞われたほか、実習生による剣道や茶道、三味線の実演、来場者も交えた餅つきが行われるなど日本の文化が紹介された。実習生は来場客と英語で歓談し、マンハッタンの夜景を背に写真を一緒に撮るなど、交流を深めた。
ニューヨーク寄港前に訪れたサンフランシスコからは、米国沿岸警備隊士官学校の士官候補生2人を乗せて共に実習を行いながらニューヨークまでの約19日間を過ごした。その一人と同じ部屋で過ごした航海科実習生の掛田絵梨さんは、「最初は言語の壁や文化の違いがあるとの先入観から戸惑いも感じましたが、徐々にお互いに理解し合い、交流を深めることができました」と話してくれた。
この遠洋航海は毎年、卒業後に4年間の集大成となる実習として行われているもので、今回は96日間かけ約4万5000キロメートルを航海する。18日にニューヨークを離れたあと「こじま」はイタリアのリボルノ、インドのコチ、シンガポールに寄港し、各国の海上保安機関などの施設見学や交流を行い、8月10日に呉に帰港の予定。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年6月28日号掲載)

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寄港したこじま=13日、ニューヨーク(撮影:鈴木貴浩)

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