インターナショナル・レストラン・フードサービス・ショー 日本の「寿司マシーン」オーテックも参加

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第25回となるインターナショナル・レストラン・フードサービス・ショーが4日から6日まで、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催された。2万件を超えるレストランとフードサービス業界のプロが集まる同イベントでは各社から新商品・新サービスなどが発表され、著名なシェフによる調理のデモンストレーションも実施された。
同時開催の第29回ペイストリーコンペティションでは、20を超える新人スター候補が世界一のペイストリー・オブ・ザ・イヤーを目指して腕を競い、今年から同時開催されることになったバーテンダー・コンペティションでは9人のバーテンダーたちが作品を持ち寄り、味、創造性、プレゼンテーションなどを基準に戦い、ショーに花を添えた。

「AUTEC Inc.」のブース。中央が田中上千・社長兼最高経営責任者(CEO)=4日、ニューヨーク(撮影:工藤)

同ショーには、北米で〝寿司(すし)ロボット〟を製作、販売している「AUTEC Inc.(オーテック)」(本社:カリフォルニア州トーランス)も参加。昨年6月にニューヨーク・ブルックリンにショールームをオープンした同社では、依然として米国内での人気が続き、技術力のある人材確保に問題を抱えている寿司業界にソリューションを提供する「巻き寿司を巻く機械」「握り寿司のシャリを作る機械」を中心に、自社のロボットを紹介した。同社ブースには、性能のみならず、日本製マシンならではのデザイン性を評価する人々が集まり、説明に耳を傾けた。

会場の様子=同

参加したベンダーは550、教育プログラムは40種類以上が開催され、大人気レストランを作り上げるための準備を1歩1歩詳細に解説するセミナーや、フード業界における女性の活躍とリーダーシップについて、パネルディスカッションなども開催された。

会場の様子=同

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