NYでクライアントのビジネスを多角的にサポート

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マーケティング&プロモーション「GeniUs Orbit Inc.」

 

クリエーティブなセンスにあふれたオフィス

クリエーティブなセンスにあふれたオフィス

自社商品やサービスに自信はあっても、どうすれば多くの人・会社に買ってもらえるのか? プロの力を借りたいのはそんな時だ。

「GeniUs Orbit Inc.」(社長:東城智司=とうじょう・さとし=氏)は、マーケティング&プロモーション、マネジメントという側面から、クライアントのビジネスをサポートする。インハウスのクリエーティブスタッフが宣伝・PR用の映像や写真などの製作を行うほか、ブランディングや市場調査、市場開拓、そして営業を軌道に乗せるところまで面倒を見てくれる。

例えばクライアントがレストランなら、出店にいい場所はどこか、内装はどのようにするか、何のメニューが現地では喜ばれるのか、リカーライセンスなどの必要な手続きは何かなどのアドバイスや、信頼できる業者とのアレンジメント、また業務代行を依頼できる。自社でオフィスを借りて人を派遣するのは費用のリスクは高額となるが、同社へサービスを依頼すれば、そういったリスクが少なくて済むのが大きなメリットの一つだ。

東城智司社長

東城智司社長

一つの事例として、千葉県印旛郡にある300年続く老舗の蔵元・飯沼本家のニューヨークでの日本酒の販売における営業活動を一手に担っている。日本酒の人気銘柄「甲子(きのえね)」の名前に由来し「Kinoene」というブランドを立ち上げ、セールス、プロモーション、マーケティング、イベントを含む総合的な営業活動をサポートしている。

社長の東城智司(中国名:周聡=しゅう・さとし)氏は、中国で生まれ14歳で日本に渡る。日本の四年制の大学の単位を3年で取得すると、日本での「就活」はせずにニューヨークに渡り、インターンシップなどを通し、ビジネス・チャンスをつかんだ。2013年に同社を設立し、今に至る。日本文化への理解と米国仕込みのビジネスセンスが、現在の会社の発展につながっているようだ。

そんな東城氏率いる同社では、洗練されたセンスと新しいアイデアで、業務の枠にとらわれずクライアントの要望をかなえていく。その一つが「VR」。スマートフォンで360度度、現地の景色を見ることができる技術を開発し、不動産業務に生かしている。海外進出を考える企業が物件を視察する際、国外から物件の様子を多角的な方向から確認できるからだ。そのほか、イベント時のスペース提供など柔軟に時代のニーズに応えていく。

今後も新しい発想で、ビジネスの解決策を作り出していくのだろう。

◎情報
GeniUs Orbit
【電話】646-468-9665
【住所】580 8th Ave, 20th Fl, NYC
【Eメール】info@geniusorbit.com
【ウェブ】www.geniusorbit.us

(2016年6月25日号掲載)

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