Gray Law Firm(グレイ法律事務所) 日本人に寄り添う弁護士 米国で災難の時に安心して相談できる

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米国で生活していて不意にけがをしてしまったら、病院のほかにもう一つ行くべきところがある。

人身傷害の賠償請求を主に扱う法律事務所「Gray Law Firm(グレイ法律事務所)」は、アッパーウェストの閑静な住宅地に事務所を構える。マーク・グレイ氏とピーター・エリオポラス氏は、ともに弁護士として20年以上の実績を持つベテランだ。

マーク・グレイ弁護士(右)とピーター・エリオポラス弁護士(提供写真)

転倒や事故で訴訟を躊躇しないで

「日本の方は躊躇(ちゅうちょ)しがちですが、転倒や事故で訴訟したり交渉したりすることは、ここ米国では普通のことです。不注意で無責任な他人による事故で被った傷害で賠償請求するのはあなたの権利なのです。人身傷害の中には交通事故の他、例えば、きちんと整備されていない歩道や階段での転倒、医療事故も含まれます」とグレイ氏は話す。

グレイ氏によると、交通事故が起きると日本では刑事的に捉えて刑罰に発展する傾向があるが、米国では民事的に捉えて金銭で解決することが多いという。訴訟相手を通じ、最終的には保険会社から賠償が下りることがほとんどだそう。99%のケースが実際の裁判に行く前に和解となります。和解に向けた交渉は弁護士が行うのでクライアントは交渉に関わる必要はありません。

「事故でけがをしたら、医療費をはじめ、経済的な負担は大きいです。謝ってもらうよりも金銭的なヘルプをしてもらったほうが助かりますよね」と話すのはエリオポラス氏。

補償額は主に三つの損失から換算

補償額は主に三つの損失から換算されるという。一つ目は、経済的な損失。けがをしたことで仕事に行けなくなった場合や、交通費など。二つ目は手術を受けるなど病院にかかった医療費。そして三つ目が、けがをした人自身が受けた、痛みや苦しみに対するものだ。この三つ目こそが重要で、支払われるべきものだとグレイ氏は強調する。けがの深刻度(治療の度合いやけがの永続性)により、フェアな金額が決められるがだいたい2万5000ドルから、数百万ドルになるという。

訴訟に勝たない限り費用は不要

グレイ法律事務所では、訴訟に勝たない限り費用は一切かからない。相談も無料だ。日本人スタッフもいるため、言葉の心配もなく安心。また、グレイ氏は日本人と結婚していることもあり、日本文化を深く理解していることも心強い。損害賠償の他に遺産相続や不動産も扱っており、幅広い知識を持つ。常にクライアントに寄り添い、必要があれば病院や自宅にも出向く。

災難に遭ってしまう可能性は誰にでもある。まずは安心して相談できるプロがいることを心に留めておきたい。

◎情報
グレイ法律事務所
【住所】251 W 93rd St, New York, NY 10025(地下鉄1、2、3番線の96丁目駅からすぐ)
※駐車場無料 ※クイーンズ、ニュージャージーオフィス有り
【Eメール】contact@graylawnyc.com(日本語:きみこ)
【電話】212-537-7000、646-860-5543(日本語)
【ウェブ】https://www.graylawnyc.com/

(2018年12月8日号掲載)

 

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