“kawaii”で人気、ＮＹ生まれの太っちょ魔女のブラウニー

Fat Witch Bakery、日本人好みのＮＹ生まれスーツが京都にも進出

“太っちょ魔女”のロゴで人気の「Fat Witch Bakery（ファットウィッチベーカリー）」。観光客にもニューヨーカーにも大人気のチェルシーマーケット内に店舗を構える、ブラウニー専門店だ。

人気のブラウニーにグッズも充実

ブラウニーの甘い香りがたちこめる店内には、数種類のブラウニーをはじめ、贈り物にうれしいギフトボックスやギフト缶も並ぶ。ほかにも、色鮮やかなキャンディー、オリジナルのモカエスプレッソパウダーに、自宅でブラウニーが作れるブラウニーミックスなども。お土産にもうれしいロゴマグカップ、レシピ本、ショッピングバッグなどのかわいいノベルティグッズも人気だ。

日本語、中国語、韓国語、スペイン語で書かれた商品説明や、各国の民族衣装を着たファットウィッチのイラストが置かれているなど、多くの観光客も訪れる話題スポットらしい気配りが見られる。カウンターでブラウニーの試食ができるのもうれしい。

創業者、パトリシアさんとは？

ファットウィッチベーカリーは、もともとウォールストリートの金融街でトレーダーをしていたパトリシア・ヘルディング（Patricia Helding）さんが、大好きなブラウニーで自分のビジネスをしたいと思い立ち、1998年にスタートしたオリジナルブランド。一番人気のオリジナルブラウニー「Fat Wtch Baby」をはじめ、キャラメルが練り込まれた「Caramel Baby」や、ウォルナッツの食感が楽しい「Walnut Baby」など、ヒット商品が数々誕生させた。今や、ニューヨークの地元紙など数々のメディアで、「ニューヨークのベストお土産ランキング」に常にピックアップされる人気店となった。

京都に日本１号店が誕生

“kawaii”商品を目当てに来店する多くの日本人観光客に注目し、日本人向けに小ぶりのブラウニーやほかのスイーツの商品開発に取り組み、ますます人気が上昇。“ニューヨークで話題のスーツ”と、日本の雑誌に取り上げられる定番となった。

そんな人気も後押しして、今年６月に京都に新店舗をオープン、日本に進出を果たした。古民家を思わせる外観で、京都らしい日本１号店だ。オープン初日には1000人以上が訪れ、パトリシアさんは一人一人に感謝の気持ちを込めて、サインをしたとか。

虜になる濃厚ブラウニー

 

「ファットウィッチベーカリー」の人気の秘密は濃厚なブラウニーの味わい。従来のブラウニーと比べて甘すぎず自然な口当たりで、“魔法のように虜（とりこ）になる”とメディアに紹介されることも多々ある。多めに使用したチョコレートのクオリティー（質）にこだわり、保存料を使用せず、冷蔵庫で冷やしても、室温で戻しても、それぞれに違ったおいしさが味わえる独自の味わいを実現している。日本でも職人にも質と味を伝授、ニューヨークと同じブラウニーが味わえる。

季節限定商品も人気

ニューヨーク店の一番人気は定番の「Fat Wtch Baby」で、日本では抹茶味の「Matcha Baby」が人気。新作のチョコレートチップが入った「Double Chocolate Baby（ダブルチョコ・ベイビー）」とホワイトチョコレートの「Snow Baby（スノー・ベイビー）」が登場。今も、不定期に新商品が誕生している。ホリデーシーズンに合わせた季節限定商品もチェックしたい。現在、ハロウィンとクリスマスに合わせてファットウィッチ・ベイビーのミニバックを企画しているという。

パトリシアさんからのメッセージ

「どうぞニューヨークのファットウィッチベーカリーにお越しください。そして、京都の店舗にも足をお運びください。両方のお店を見てください！」