真夏の路面は140°F近くになることも
暑い日の犬の散歩。「今日は何度?」と気温を確認してから出かける飼い主は多いだろう。しかし、本当に注意したいのは気温だけではなく、犬が直接足をつける「路面の温度」だ。
Weather.com(The Weather Channel)は7月30日、犬の散歩に適した時間帯を確認できる新機能「Dog Walking Scale」を公開した。時間ごとの予報をもとに、いつなら散歩に適しているのか、いつは危険なのかを判断する目安として利用できる。
利用方法は簡単。Weather.comで場所を設定し、Dog Walking Scaleの時間をタップすると、その時間帯の詳しい情報を確認できる。表示される路面温度は舗装面の最高表面温度を想定しており、実際の温度は路面の種類などによって異なる。
気温86°Fでもアスファルトは135°Fに
なぜ犬の散歩に専用の指標が必要なのか。
American Animal Hospital Association(AAHA)によると、アスファルトやコンクリート、砂、金属などの表面は、気温より40~60°F(約22~33℃)高くなることがある。
例えば、気温が86°F(約30℃)の晴れた日には、アスファルトが135°F(約57℃)に達し、わずか60秒で犬の肉球をやけどさせる可能性があるという。
散歩前にできる簡単なチェック方法もある。AAHAでは、手の甲を路面に7秒間当て、熱くてそのまま置いておけなければ、犬にとっても暑すぎるとしている。
また、Cornell University College of Veterinary Medicineは、夏場の散歩は早朝または夕方を選び、日陰や芝生を利用するよう推奨。特に午後3~5時ごろは一日の中でも暑くなりやすいため注意が必要だ。
肉球だけでなく熱中症にも気をつけたい。すべての犬にリスクがあり、暑さや湿度が高い中での運動は熱中症につながる可能性がある。
人間には「ちょっと暑い」程度でも、地面に近く、靴を履いていない犬にとっては危険なこともある。
夏の散歩前は「今日の最高気温」だけでなく、「今の時間に歩かせても大丈夫?」をチェックする。Weather.comの新しいDog Walking Scaleが、その判断材料の一つになりそうだ。
Weather.com「Dog Walking Scale」
https://weather.com/2026/07/30/pets/dog-walking-scale-heat-wave-hot-weather
