〈ピープル〉日本人ダンサー 丘山晴己さん

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7人の奇術師によるマジックショーでブロードウェイデビュー

土地も内容も選ばず、今後も挑戦を

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マリオット・マーキー劇場前のポスターと一緒に

4日、ブロードウェイで開幕したショー「ザ・イリュージョニスト―不可能を目撃せよ(THE ILLUSIONISTS – WITNESS THE IMPOSSIBLE ™)」に日本人ダンサー、丘山晴己(きやま・はるき)さんが出演し、ブロードウェイデビューを果たした。
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ショーは、“操り師”、“反奇術師”、“ペテン師”、“脱出師”、“発明家”、“戦師”、“未来型奇術師”の7人の奇術師たちが次々にイリュージョン(奇術)を行うマジックショーで、「笑い、トリック、驚き、ときにはハラハラとさせられる」と話題になっている。
6週間のブロードウェイでの公演後、全米30都市を回るツアーに出る。丘山さんはオハイオ州とペンシルベニア州でのプレビュー公演に引き続き、ブロードウェイ公演に出演中だ。
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Illusionists, The: ? Witness the Impossible Marquis Theatre

“発明家”のケビン・ジェームスさん(中央)のシーンに登場する丘山晴己さん(右後方)(©2014, Joan Marcus)

丘山さんは、ニューヨークの冬を代表するショー「Radio City Christmas Spectacular」に2008年から10年まで3年連続で出演し、10年4月からは「Michael Jackson Man In The Mirror」のワールドツアーにオリジナルキャストとして参加。MTVの「Dance or Drop」にも出演するなど、これまでも米国内で数々のステージに出演し、キャリアを重ねてきた。そんな丘山さんにとっても「ブロードウェイのプロダクションに出るのは初めてで、僕自身憧れがありましたし、何より家族が喜んでいますね」と笑顔で語った。
父は大学教授、日本舞踊家で3歳の時に父親と一緒に踊った日本舞踊が初舞台だった。高校留学で単身渡米、大学卒業後ニューヨークに移住した。ダンサー、俳優として活動し始めて早8年、さまざまな舞台で世界各地を飛び回るショーが多かったが、「(今回のように)ニューヨークで6週間じっくり取り組めるのがとても楽しみ」と話す。
今回のステージでは、奇術師たちが繰り出すマジックと丘山さんたちダンサーの動きが一体となって一つのショーを作るため、「マジックに参加させてもらったり、これまで関わってきた舞台とは全く違う驚きがたくさんです。どう動くとより驚きを持って見ていただけるか、皆で考えたりする時間が楽しいです」。
ブロードウェイ公演が終了したら、宮本亜門さんが演出するミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」出演のため、すぐに日本へ飛ぶという。
「土地も内容も選ばず、これからもいろんなことに挑戦していきたい」と語る丘山さんの今後の活躍から目が離せない。

 

出演作品情報

THE ILLUSIONISTS – WITNESS THE IMPOSSIBLE ™
【劇場】Marriott Marquis Theater(1535 Broadway)
【ウェブ】www.theillusionistslive.com/
オンラインチケット購入】www.ticketmaster.com
※電話でも購入可能(877-250-2929)。直接購入は劇場のボックスオフィスへ。ファミリー料金・団体割引・その他割引料金については問い合わせを。

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丘山晴己さんの公式サイト〉www.harukes.com/
〈同ブログ〉www.diamondblog.jp/official/harukes/
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年12月13日号掲載)

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