フレンズアカデミーでワークショップ

阿波踊りと藍染め体験で日本文化に触れる

創作舞踏集団「寶船」の大太鼓などに合わせて団員らと阿波踊りを舞う子供たち

創作舞踏集団「寶船」、四国ゆかりのＨＩＰのメンバーらと子供たち

フレンズアカデミーで４月25日、阿波踊りと藍染めの子供向けワークショップが行われた。
企画したのは、四国ゆかりのホームアイランドプロジェクト（ＨＩＰ）。創作舞踏集団「寶船」による大太鼓、締め太鼓、鉦（しょう）からなるにぎやかな鳴り物に合わせた切れのある踊りに、子供たちは目を丸くしながら見入った。
藍染め職人・渡邉健太氏の指導の下、天然の藍による染め物にも挑戦。子供たちは乾燥した藍の葉を指で触れたり、鼻を近付けたりして「不思議な匂い」と感想を漏らした。染めには、10日間かけて発酵させた100キロの藍染め液が用意されたが、これは日本以外で行うのは初の試みだという。今回のワークショップを見学していた保護者も、「貴重な体験。染めたタオルは大切にします」と懐かしい日本伝統を楽しんだ様子。子供たちにとっては、日本の文化に触れる絶好の機会となった一日だった（「WEEKLY Biz」2014年５月３日号掲載）
〈情報・写真提供〉ニューヨーク育英学園　　www.japaneseschool.org