〈ニューヨーク育英学園で行事〉 卒園式・卒業式 壁いっぱいに似顔絵温かさがあふれる式に

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ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)では、3月2日に小学部卒業式、3月9日に幼児部卒園式が行なわれた。

会場には、小学部の卒業式では、在校生が描いた卒業生の似顔絵が壁いっぱいに飾られ、幼児部では、保護者のメッセージが添えられた自画像が飾られて、温かさがあふれる中での式となった=写真。
小学部では、卒業に際し、岡本徹学園長からは「この学園で学び、体験したことを国際人として生かし人間として大きく成長していってほしい」との言葉が贈られた。また、来賓として国連日本政府代表部の岸守一参事官、慶應義塾ニューヨーク学院の佐立謙一主事が出席。祝辞を述べた。
また、同学園アドバイザーでコミュケーション・セラピストのカニングハム久子氏からは、はなむけの言葉として、子供たちの心に響くメッセージが贈られた。

式の途中、感極まって泣き出してしまう在校生がたくさんおり、卒業生に対する思いの深さがうかがえた。また、それを受け止める卒業生と保護者、そして教職員の目にも涙が光っていた。
式の最後は卒業生による「旅立ちの言葉」。学園生活でのさまざまな思い出や保護者、教職員への感謝の気持ちを力強く述べ、「私たちは力強く生きていきます」の言葉と共に7人の小学部卒業生、22人の幼児部卒園生が旅立った。

17日、18日には育英サタデースクールのニュージャージー、マンハッタン、ポートワシントン各校や育英サンデースクールの卒園・卒業式が行われた。

〈情報・写真提供〉ニューヨーク育英学園 www.japaneseschool.org

(2018年3月31日号掲載)

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