海上保安大学校練習船「こじま」、4年ぶりNY寄港、船上でレセプション

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寄港した「こじま」=3日、ニューヨーク(撮影:中沢)

日本の海上保安大学校の練習船「こじま」が6月2日、ニューヨーク・ブルックリンのピア7に寄港し、3日に戸ノ崎博宣船長主催のレセプションが船上で開催された。4月26日に広島県・呉を出発し、8月4日まで101日間をかけて毎年恒例の世界一周遠洋航海実習を実施する中、ニューヨークへの寄港は4年ぶりとなった。

今回「こじま」に乗船している3月に卒業したばかりの第65期専攻科実習生41人、乗組員40人らは、在ニューヨーク日本国総領事館の山野内勘二総領事・大使や、米沿岸警備隊関係者、政府関係者といった日米の招待客を迎え入れ、英語で積極的に交流するなど国際親善を図った。レセプションでは、実習生による剣道や応援団の実演披露といった催し物から、茶道、書道、たこ焼き、手巻きずしなどの体験を提供。米国関係者へ向け、さまざまな日本の文化が紹介された。

船上では応援団の実演などが披露された=3日、ニューヨーク(撮影:中沢)

(2019年6月8日号掲載)

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