Ka-Na、「Happiness」リリースライブ NYで初めてのバンド演奏、12曲熱唱 温かい歌声に日米ファン魅了

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「トイレの神様」で注目を浴びた紅白出場歌手でシンガーソングライターのKa-Na(植村花菜)が、新EPアルバム「Happiness」のリリースを記念して1月25日、イーストビレッジのJoe’s Pubで、バンドスタイルのライブをニューヨークで初めて開いた。会場が満席の中、全12曲を熱唱し、バンドの演奏に乗せた透き通る温かい歌声に日米のファンは魅了された。

バンドの演奏で熱唱するKa-Na=1月25日、ニューヨーク(撮影:徳倉)

ライブは、日本語ニュース/情報番組「FCI News Catch!」のテーマ曲に使われている「Happiness」でスタート。大きな声援や拍手とともに始まり、ポップなナンバーの「ミルクティー」、ジャクソン5の「Never Can Say Goodbye」や、日本でシチューのCMに起用された「世界一ごはん」、オリジナルソングやカバー曲など多彩な楽曲を披露。慣れない英語でMCをしながらも、ユーモアあふれるお茶目なトークに、観客からは笑いが起こり、ニューアルバムに収録されている新曲「Sing a Song」では、観客を巻き込み一緒に合唱するなど一体感のある熱気あふれるライブとなった。最後は、ブレークするきっかけにもなった「トイレの神様」を歌う中、観客は心のこもった歌声に静かに耳を傾け、感動を味わいながらライブは幕を閉じた。

ライブでは観客がKa-Naの歌声に聞き入っていた=1月25日、ニューヨーク(撮影:徳倉)

終了後のサイン会では、長蛇の列ができ、来場したニューヨーカーの男性は「日本語が分からなくても、Ka-Naの歌声はとても心に響いて大好きです」と語った。

(2019年2月2日号掲載)

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