ごみ箱に専用袋1200カ所 ドッグランでは堆肥化へ
ニューヨーク市議会は8月13日、歩道や公園に放置される犬のふんを減らすため、対策を強化する法案パッケージ「SCOOP Act」を可決した。市内では犬のふんに関する311への苦情が増えており、2026年は8月13日までに2926件に達した。すでに2025年の年間件数を約10%上回っている。
対策の一つとして、市衛生局(DSNY)は5区の公共ごみ箱に、犬のふんを処理するための袋を提供するディスペンサーを少なくとも1200カ所設置する。さらに、市保健精神衛生局などが、犬のふんを放置することによる健康上のリスクや飼い主の責任を伝える啓発活動を行う。
注目されるのが、犬のふんをコンポスト化する試験プログラム。市公園局の管轄するドッグランで、経験のあるボランティア団体が専用回収箱と堆肥化可能な袋を使ってふんを集め、廃棄物ではなくコンポストとして活用する仕組みを試す。実施後は回収・堆肥化した量や利用先、効果、問題点などを市が検証する。
また、公園の出入口などには犬のふんを放置した場合の罰則を知らせる標識を設置する。6sqftによると、違反した場合の罰金は250ドル。市は「袋の提供」「啓発」「コンポスト」「罰則周知」を組み合わせ、長年続く路上の犬のふん問題の改善を目指す。
