ヨグマタ相川圭子氏「瞑想を習慣にして続けてほしい」

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NYで法話会、瞑想ワークショップ瞑想秘法伝授

ヨグマタ氏から祝福が与えられた参加者=6月17日、ニューヨーク

ヨグマタ氏から祝福が与えられた参加者=6月17日、ニューヨーク

究極の瞑想(めいそう)マスター、ヨグマタ相川圭子氏が来米し、6月17日・18日に法話会(ダルシャン)、瞑想ワークショップ(クリヤ)、瞑想秘法伝授(ディクシャ)をマンハッタン・ミッドタウンのニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンで開催した。
昨年10月に引き続き行われた法話会には多様な人種のニューヨーカーらが多く駆け付けた。

1日目の法話会では、ビデオでヨグマタ氏の経歴などが紹介された後、登場したヨグマタ氏は、最近気になることを語りながら、「皆見えることだけを信じている」と述べた。私たちの中には運命を決める設計図があり、その人を形作っているという。

私たちの質が全てを引き寄せており、変えていかないと繰り返し同じ人生になるとし、正しい道を歩く選択ができるようにするには「気づき」を持たなくてはならないと繰り返し説いた。

自分の内側を向いて、心の掃除をする瞑想(めいそう)では人が欲深いということがよく分かるが習慣づけないといけない。だが、マスターや仲間がいないとなかなか続かないと語った。
「この体は宇宙。全部は答えはこの中にある」と語るヨグマタ氏。環境を整えるのは政治で行い、自身は自分の内側を平和にすることができると語った。瞑想を習慣にして良いエネルギーを強めていくのが必要と強調した。

ヨガについても触れ、実践の哲学で自分のクオリティーを高めていくもので、その背景に信仰があって祈って最高の人間になっていくということを伝え、日本では「ヨガが健康に良いもの」という形だけが入ってきていると述べた。

「源の神のエネルギーにつながって、そこに精神を統一してマスターにつながって瞑想して気持ちも体も整える。中心のパワーをいただく」とし、瞑想は最後の段階であり、心と体を整えて、呼吸を整えてその後で行うもので、そのためのヨガと説いた。

「自分が良いものを出したら、良いものが帰ってくる。そのために瞑想と祈りしてください」と語り掛け、「ときどき、嫌になっても続けていく。パワーを頂きながら、みんなも目覚めてください」とし、「瞑想を続けてほしい」と繰り返し述べた。

ほぼ日本語で語ったヨグマタ氏だが、英語の通訳もつき、会場のほとんどを埋めた、日常的に英語を使うニューヨーカーも、ヨグマタ氏の「内容は良かったか」と問い掛けに大きくうなづいていた。男性の参加者は「素晴らしいエネルギーをもらった。(ヨグマタ)先生とつながった」と感想を述べた。
質疑応答では「瞑想をすると心も身体もきれいになりますか」とあり「その通り、ぜひやってください」と答えた。質疑応答が終わると、ヨグマタ氏の呼び掛けで皆で声を出して笑った。

参加者に手を振り、笑顔で会場を後にするヨグマタ相川圭子氏=6月17日、ニューヨーク

参加者に手を振り、笑顔で会場を後にするヨグマタ相川圭子氏=6月17日、ニューヨーク

ヨグマタ氏の時にはユーモアを交えた話に笑い声も起こり、終始和やかな法話会は盛大な拍手で締めくくられた。最後には参加一人一人にヨグマタ氏から祝福が与えられた。

17日の午後には瞑想ワークショップ、18日には法話会と瞑想秘法伝授が行われた。

(2023年7月1日号掲載)

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