ゆき姐のHappyに生きまっしょい！ 第16回目
ヤンキースタジアムにて。入口入ったところから、あらー、きれいになったのねえ、と感動いたしましたっ！
ＮＹに２週間ほどいました。そう、ＮＹに着いた次の日にあの、なでしこＪＡＰＮ対ＵＳＡの女子ワールドサッカーの決勝戦をＮＹのママ友の家で観たのであります。日本人は我が家族３人。あとはアメリカ人の２家族計７人。完全アウェーでしたが、でも、先取されても追いついて、また取られても延長戦終了ギリギリで追いついて、挙句の果てにＰＫ戦で勝ってしまうなでしこＪＡＰＮの粘り強さに、「これは今回日本に負けても仕方ないわ、良いチームよ、コングラッチュレイション、ゆき」とママ友たちも祝福してくれました。いやあ、有難い。と、喜んでいるのもつかの間、すごい暑さ、でしたねえ。
21日には、前にお話しした私が企画・デザインしている“ゆきねえインク”の着ていてとっても楽なのに、きれいにボディーメイクをしてくれる、ゆきねえモアソフトブラキャミやソフトブラなどのインナー＆ホームウエアーを置かせていただいているマンハッタンのリップルで、１日店長をさせてもらったんですが、もうお店に着くまでに我が身が発火するんじゃないかと思うほどあちかったね。にもかかわらず、たくさんのお客様に来ていただき、感謝、感謝でありました。
それから、これまたＮＹのママ友夫婦がヤンキーズとマリナーズの試合を観にヤンキースタジアムへ連れて行ってくれました。イチローさんがすぐ目の前の席で、写真をバチバチ撮りましたが、マリナーズが16連敗になった日でありました。でもね、すぐ近くに座っていた７歳くらいのアメリカ人の男の子が、「イチローウ！」と、大きな声で声援を送ってくれていまして、なんか、有難いねえ、ジーターに声援を送るんじゃなくってイチローなんだねえ、と思ってしまいました。
そうそう、あとから知りましたが、なでしこジャパンが優勝した翌日のエンパイアーステートビルディングのライトアップは赤と白だったんですってね、これもなんだかありがたいねえ。アメリカが負けたのにやってくれたのね。震災のあとで大変な日本。なんかＮＹの皆さんの何気ない優しい心遣いが感じられたＮＹ滞在２週間でありました。
（次回は９月３日号掲載）
（プロフィール）兵藤ゆき（ひょうどう ゆき）深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるＮＹで子育てを中心に生活。現在は、ＮＹと日本を行き来し活動中。ＮＹで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、ＮＹでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」（アスコム出版）も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、ＮＹでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。
