〈Topic〉「すし膳」NYで本格会席料理を堪能

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日本料理歴16年の山本孝シェフが腕を振るう

8/24〜9/4 特別イベント

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ディナー会席コース

ニューヨークのタイムズスクエア近くに位置するレストラン「すし膳」。
同店では24日から9月4日まで、同店でも初の試みとなる会席料理のみを提供するイベント「Chef Yamamoto 2 Week Special Event」を開催する。
期間中は寿司(すし)など通常のメニューは提供されず、ランチのセットメニューと、ディナーの会席料理コース、それぞれ通常メニューとベジタリアン用のメニューのみの提供となる。
この会席料理を担当するのは同店で料理長を務め、来年予定している移転後にはテーブル席での会席料理を担当する山本孝シェフ。
山本シェフは、これまで日本の日本料理店「昭和の森車屋」で伝統的な会席料理、日本料理の修業を積み、「和食」ブームが世界で巻き起こってからは、「世界に出て自分の力を試してみたい」と決意を固め、そしてやるからにはその中心といわれるニューヨークでやりたいと、2011年から13年まで、在ニューヨーク日本国総領事公邸で公邸料理人として世界のVIPをもてなしてきた。

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山本孝シェフ

山本シェフが今回手掛けたメニューは、夏から初秋を意識して作られている。
夏を感じさせる鱧(ハモ)や、翡翠茄子(ひすいナス)、冷やし汁粉をはじめ、竹のすだれを使ったものや、ガラスを使ったものなど清涼感のある器。そしてふんだんに使われたきのこや、栗などこれから迎える秋をも感じさせてくれる。
一品ずつコースで出される料理は、一品一品手間を掛け、味はもちろん、色合い、器や盛りつけまで全ての面で満足してもらうためにこだわり、会席料理の世界で16年間腕を振るってきた山本シェフの技術や心が凝縮されている。
山本シェフは、ニューヨークでも少しずつ浸透しつつある会席料理の良さを世界に伝えるため、伝統的なものを守りつつ、どこまで新しいものを取り入れていけるかチャレンジしていきたいと話す。
その腕を認められ、世界のVIPをもてなしてきた山本シェフの料理。期間限定で楽しめるこの機会にぜひ試してもらいたい。
●すし膳●
【住所】108 W 44th St, NYC 10036
【電話】212-­302-­0707
【ウェブ】www.sushizen-ny.com
【Eメール】events@sushizen-ny.com
【営業時間】ランチ:正午~午後2時45分、ディナー:午後5時半~10時(土日休み)※ランチセット45ドル、ディナー会席110ドル(税・チップ別)
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年8月22日号掲載)

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