2015年ワールド・エアライン・アワード

日本航空（ＪＡＬ）は16日、パリ航空ショーで開催された英国ＳＫＹＴＲＡＸ社による「2015年ワールド・エアライン・アワード」で、全世界の航空会社のエコノミークラスシートの中で最も優れている航空会社に贈られる「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞したと発表。ＪＡＬの受賞は、13年の「ベスト・ビジネスクラス・エアラインシート」賞に続いて２度目で、両部門とも日本の航空会社が受賞するのは初めてのこと。また、ＪＡＬが加盟しているワンワールドアライアンスは「ワールド・ベスト・エアラインアライアンス」賞を受賞。これは13年から３年連続の受賞となる。
同アワードは全世界の航空会社が評価・表彰の対象となっており、世界中のエアラインユーザーの顧客満足度調査に基づいて判断されているグローバルな賞。
同社のエコノミークラスシート＝提供写真＝は、前後の座席間隔を約10センチ拡大した「SKY WIDER（スカイワイダー）」を国際線「新・間隔エコノミー」として13年１月に導入して以降、14年12月には国際線「新・間隔エコノミー」の第２弾として、787型機でも「SKY WIDER ２」を導入。世界の航空会社の大多数が横９席配列を採用するなか、座席幅にゆとりのある横８席配列を採用している。
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（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2015年６月27日号掲載）