布袋寅泰、NYで2度目のライブ

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米国での活動、本格発進

日本を代表するギタリスト布袋寅泰が15日、ニューヨークのハイライン・ボールルーム(Highline Ballroom)でライブを行った。

布袋寅泰ライブ

激しくで巧みな演奏で観客を魅了した布袋寅泰=15日、ニューヨーク(Photo : Michiko Yamamoto)

米国でのライブは2013年に同地で行った公演以来、3年ぶり。今回はニューヨーク公演に合わせて、13日にロサンゼルスでもライブを行った。また、米国公演に先駆けて、昨年10月に欧州と日本でリリースされたアルバム「STRANGERS」の特別版が、今月8日に米国、ドイツ、英国でも発売されている。現在ロンドンに在住しており、主に欧州で精力的に活動を続けている布袋だが、今回の公演とアルバム発売を機に本格的に米国進出の第一歩を踏み出すことになる。

布袋人気、米国でも

米国でも、布袋の楽曲はテレビコマーシャルやテレビ番組でも多く使われており、ライブ会場には、多くの音楽関係者らやニューヨーカーも詰め掛け、米国内での“HOTEI”人気が見て取れた。

日本の会場ではなかなか味わえない近い距離で布袋のライブが聴けるという貴重な機会を求めて、日本からはるばる訪れたファンもいた。

ライブではアルバム「STRANGERS」に収録されている楽曲含む全14曲を披露。BOØWY時代の2枚目のシングル「BAD FEELING」や、映画「Mission Impossible」の11年にアレンジしたテーマ曲などで観客を魅了。激しくかつ巧みなインストゥルメンタルに加え、半分近い6曲のボーカルソングを歌い上げ、会場は大いに盛り上がった。

布袋寅泰

ニューヨークライブの模様=同

今年は、アーティスト活動35周年のアニバーサリーイヤーでもある。9月には日本での全国ホールツアーも控えており、日本国内外を問わず活躍する布袋にとってさらなる飛躍の年になりそうだ。

(2016年7月23日号掲載)

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