NY市保健局、「COVID-19: 保護者向けのよくある質問」を発表

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ニューヨーク市保健局(NYC Health)は3月24日、「COVID-19: 就学前および就学年齢の子供を持つ両親、保護者向けのよくある質問(FAQ)」を発表しました。


1.社会的距離とは何ですか?なぜ重要なのですか?

社会的距離(social distancing)には、自宅待機することとあなたと他者の間にスペースを作るという意味が含まれています。他者から6フィート(約1.8メートル)以上離れることで、新型コロナウイルス(COVID-19)の拡散を遅らせ、重症化リスクの高い人々を保護する効果があります。すなわち、社会的距離は、あなたやあなたの家族、そしてあなたのコミュニティー内の人々を守ることに繋がるのです。


2.新型コロナウイルスから、自分と家族をどのように守ることができますか?

新型コロナウイルスの拡散を防ぐためには、家族内で以下の情報を共有してください。

・体調不良の際は、家で安静にしてください。子供が病気にかかってしまった場合も同様です。

・体調は良好で病気の症状がない場合でも、全てのイベント、旅行など、他者と直接関わる場面を避けてください。 できる限り、自宅に滞在しましょう。

・少なくとも20秒間は、石鹸と水で頻繁に手を洗ってください。 石鹸と水が利用できない場合は、アルコール消毒液を使用してください。

・くしゃみや咳をする際は、ティッシュまたは袖で口と鼻を覆ってください。 決して、手で口と鼻を覆わないでください。

・洗っていない手で目、鼻、口に触れないでください。

・他者と握手をしないでください。代わりに手を振りましょう。

・風邪やインフルエンザではないか、自身と家族の健康状態を通常より入念にチェックしましょう。

・他者との間に、社会的距離を十分に取りましょう。

・普段から頻繁に触る箇所、特にドアノブや照明スイッチ、テーブルなどを定期的に清掃し、消毒をしましょう。

・乳幼児の手の届かないところに消毒液を保管してください。もし、子供が消毒液の成分によって体調が悪化した場合は、毒物管理センター「212-POISONS」に電話してください。

・窓を開けて頻繁に換気をしましょう。

 


3.誰も体調不良ではない場合、子供が遊びに出かけたり、友達の家に行っても大丈夫ですか?

・いいえ。あらゆる個人的な集まりは、現在一時的に禁止され、許可されていません。


4.子供の学校または保育所が閉鎖された場合、子供はどこに預ければよいでしょうか?

・外出する必要がある場合は、体調が良好で信頼できる家族、または友人にケアを求めてください。高齢者に当たる祖父母、または基礎疾患や持病(慢性肺疾患、心臓病、糖尿病、癌、免疫力の低下など)を持つ人には、感染による重症化のリスクが伴うため、訪問することは避けてください。

・ニューヨーク市の公衆衛生と安全のために活動している緊急対応者(ファースト・リスポンダー)、医療関係者など特定の従業員の子供は、ニューヨーク市教育省の地域強化センターに子供を預けることができる場合があります。

詳細は、www.schools.nyc.gov/enrollment/enrollment-help/regional-enrichment-centersをご覧ください。


5.屋外に出ても大丈夫ですか?

・ はい。子供と一緒に屋外に出てみましょう。新鮮な外の空気と景色は、リフレッシュするには最適です。ただし、子供は他者との安全な距離を保つことが特に難しいため、他の子供や家族が関わる活動は避けてください。

・家族の健康と安全を保つため、外出を想定し、子供と一緒に以下のことをシュミレーションしてみましょう。

・家族同士で1.8メートルほど離れ、社会的距離を保つ練習を続けましょう。

・運動場や遊び場へ行くことを避けてください。他者との距離を保つことができるウォーキングやサイクリングなどが良いでしょう。

・現時点では、遊具の使用は許可されていません。

・洗っていない手で目、鼻、口に触れないでください。

・公共の物に触れた場合は、携帯している消毒液で手を消毒しましょう。帰宅後は、石けんと水で20秒以上、手をしっかり洗ってください。


6.新型コロナウイルスについて、どのように子供たちと話し合うべきですか?

・今起こっている現状を分かりやすいように教え、多くの人が互いの健康と安全を守るために一生懸命、最善を尽くしていることを伝えましょう。

・子供の年齢と発達レベルに適した方法で、誠実かつ正確な情報を伝えることが重要です。

・子供は、両親から教えられたことから事態をくみ取ります。冷静に、落ち着いた状態で向き合いましょう。

・子供たちの話を聞き、しっかり受け止めましょう。

・新型コロナウイルスは、人種、民族、出身国に関係なく、誰にでも感染し得る病気です。他者を傷つけることにつながる可能
性のある言葉は避けてください。誤った情報は、恐怖と憎悪を生む恐れがあります。

・新型コロナウイルスの情報に焦点を当てたメディアの視聴は、極力減らしましょう。情報過多は不安をあおる恐れがあります。

・現在、インターネットやSNSでどのように新型コロナウイルスのトピックが扱われているか、子供たちと話し合いましょう。噂や不正確な情報を見極めることが重要です。


7.10代の子供たちとは、どのように過ごすことができるでしょうか?

・10代の子供たちと話し合い、現時点で友達と集まらないことの重要性を理解してもらいましょう。仲の良いグループで遊ばずに家にいることで、新型コロナウイルスの拡散を遅らせることができます。さらに、友達の家族や私たちのコミュニティーを、感染から防ぐことに大きく貢献することを説明しましょう。子供たち自身が健康であると感じているとしても、社会的距離を保つことがいかに重要であるかを伝えましょう。

・10代の子供たちには、電話やソーシャルメディア、ビデオチャットが可能なアプリを通して友達と連絡を取り合うように勧めましょう。

・病気の症状がなく基礎疾患のない10代の若者には、社会的距離を保ちながらウォーキングなど屋外でリフレッシュすることの大切さも同時に伝えましょう。


8.保護者なしで、子供を家に残しても大丈夫でしょうか?

・子供の成長過程に合わせて、各家庭は子供をある程度放っておく適切な時期を見極める必要があります。子供の発達レベル、状況判断力と適応力、知識と能力、および放って置かれた場合の状況を考慮し、判断してください。

・子供自身で食事をとれることや、信頼できる大人の連絡先を一緒に確認します。

・一人で家にいる子供たちには、訪問者を家に招いたり、家から出てはいけないことをしっかりと伝えましょう。


9.新型コロナウイルスによるストレスに、家族はどのように対処していけばいいですか?

・新型コロナウイルスが間接的に及ぼす影響として、自身と家族にストレスを与える恐れがあります。病気に対する恐怖と不安は、大人と子供に強い感情を引き起こす可能性があるのです。 ですが、家族が恐怖と不安を感じること、睡眠障害などの症状があらわれることは実は自然なこと。 子供たちが日々の生活で幸福を感じることができるよう、サポートし保護することが何よりも大切です。

・ストレスの多い現在の状況では、誰もがさまざまな困難を抱えています。子供たちがこのストレスに対処するために最も重要なことは、両親や保護者が子供たちに手を伸ばし、思いやりをもち続けることです。親の幸せは子供の幸せでもあります。まずはあなた自身の健康を大切にしてください。そして、ストレスを軽減し状況を明るくするには、前向きになり、SNSなどで友人らとコミュニケーションを取ることが大切になってきます。

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