米倉涼子、3度目の「シカゴ」で再びブロードウェイに挑戦!

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主題曲、7月26日から全世界配信

2012年にミュージカル『シカゴ』のロキシー・ハート役でニューヨーク、ブロードウェイ・デビューを飾った人気女優・米倉涼子。2017年の同作20周年アニバーサリーイヤーに続き、日本人女優史上初となる3度目のブロードウェイの舞台へ立った。

『シカゴ』はブロードウェイの初演から22年というロングラン・ミュージカルとして世界36カ国で上演されている名作。米倉は7月1日から7月14日までの16ステージで出演する。また、8月には東京・大阪で『CHICAGO』ジャパンツアーを予定。

さらに7月26日には米倉が歌う「ロキシー」がiTunes(アイチューンズ)やSpotify(スポティファイ)などの主要音楽配信サービスを通して全世界120カ国以上で配信デビューを飾る。俳優人生20周年となる米倉が7月1日、初日公演後、記者会見を行った。一問一答は以下の通り。〈写真はいずれも7月1日、ニューヨーク(撮影・工藤〉

 

自身の写真がジャケットになった限定CDを手にした米倉涼子

自身の写真がジャケットになった限定盤CD、『シカゴ』ニュー・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング[ジャパン・スペシャル・エディション]を手にする米倉涼子

 

◇ ◇ ◇

ホームに帰ってきたって感じでしょうか。

米倉 はい。本当に、ほとんどのキャストの方が一度一緒にやったことがある方たちだったので、本当にみんなウエルカムで迎えてくださって、いつでも力になるからって常に言ってくれて。本当にフレンドリーで、ほんっとうにすてきなカンパニーです。

率直な今日(初日)の公演の感想はいかがですか。

米倉 う〜ん。すっごく緊張しましたけど、2012年の時と2017年の時とは、また違う緊張感があって。いろんな思いが今回はあったので、うれしいっていうのと、とりあえず緊張しました。

(共演の)お二人(ベルマ役のアムラ=フェイ・ライト、ビリー・フリン役のライアン・シルバーマン)に質問です。今日の米倉さんのロキシー役は観客にどう受け止められたと感じましたか。

アムラ 涼子が毎回ブロードウェイに戻ってくるたびに新鮮な思いを私たちは感じています。毎回大きな違いがあってそれは良い違いで、涼子は必ず自分の個性を持ってロキシーという役柄を真摯(しんし)に接して表現してくれます。とても面白いし、とてもかわいらしく愛くるしいそんなロキシーを演じていると思います。

ライアン 私は今回2カ月くらいビリー役をやっていまして、涼子で今回で3人かおそらく4人目のロキシー役なのですが、ほんとうに素晴らしくて。私は涼子と共演は初めてですけど、本当に自然に個性を出される、素晴らしいなと思っています。楽しいですし、新しいエネルギーというものが感じられて、新しい解釈というものにも触れることができて、大変貴重な機会に恵まれたと思います。

記者会見で笑顔のアムラ=フェイ・ライト(左)と米倉涼子

記者会見で笑顔のアムラ=フェイ・ライト(左)と米倉涼子

米倉さんとのブロードウェイでの共演は今回3回目ですが、何か進化のようなものはありましたか。

アムラ 涼子は3回目ということで、大きな進化というものを遂げられていると思います。それは涼子だけではなく、私もライアンもみんな同じだと思いますけれども、同じ役柄を演じるにあたり、だんだんに年齢が上がっていきますと、人生経験というものも、それだけ大きくいろいろと経験するわけで、そうなると役柄を演じるにあたっていろいろリッチな、豊かにもなりますし、それから多層というもの、新しい層というものも越えることができるので、ロキシーだけではなくベルマもそうですし、まあ、「ここまで年齢が上がると思っていなかった」というロキシーのセリフの通りだと思いますけれども。進化というものを感じます。

いろんなロキシーと共演して、今回は日本からのロキシーとの共演というのはいかがでしたか。

ライアン とても楽しみましたし、私は涼子とは初めてでしたけれども、とても新鮮な思いがありました。これは出身がどの国ということにはかかわらないと思いますけれども、やはり新しいロキシー役の方がいらっしゃると、自分もあらためてよくセリフを聞くという機会も与えられますし、新しいリズムというものも2人の間には生まれます。これから1週間以上ご一緒できるということ、とても楽しみにしているので、二人ならではのリズムを作りたいと思います。

初日ステージの最後にアムラ=フェイ・ライト(左から3人目)によって紹介される米倉涼子

初日のカーテンンコールでアムラ=フェイ・ライト(左から3人目)によって紹介される米倉涼子

米倉 日本語のようにこういうリズムでやりたいと思っても英語ではそういうリズムはないからとか、そういう考え方がとても私には新鮮だし、たぶんキャストのみんなにも、もしかして「え?」っていうところも、もしかしたらあるんじゃないかなと思うんですけど。私もすごく勉強になります、そういう意味で。

3回目のブロードウェイで、観客がリラックスして観られていると思いましたが。

米倉 ありがとうございます。後ろで終わった後、みんな、はぁー…ってなってました。でも明らかに楽しくなっています。(ロキシーを)演じることが、気付いたら10年以上になっちゃったんですけど、やっぱりそのキャラクターを分かるのに10年以上かかるのかなあって思っています、今。

今回3回目ということで、オファーが来た時、どう感じましたか。

米倉 余裕とかそういうものはなくって、やっぱりシカゴとずっと関わっていたいと思っているので、うれしかったです。

 

■公演情報
ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』

〈ブロードウェイ公演〉
【日程】7月1日(月)〜14日(日)
【会場】Ambassador Theater
【住所】219 W 49th St(bet Broadway & 8th Ave)
【ウェブ】chicagothemusical.com/

〈大阪公演〉
【日程】8月1日(木)〜4日(日)
【会場】オリックス劇場
【住所】大阪府大阪市西区新町1丁目14-15
【ウェブ】http://chicagothemusical.jp

〈東京公演〉
【日程】8月7日(水)~18日(日)
【会場】東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階
【住所】東京都渋谷区渋谷2丁目21-1
【ウェブ】http://chicagothemusical.jp

 

「ミュージカル『シカゴ』ニュー・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング[ジャパン・スペシャル・エディション]」

2019年7月31日(水)発売
SICP-31280 2500円+税
※解説・歌詞・対訳付き
※日本盤ボーナス・トラック:米倉涼子「ロキシー」(2019年6月ニューヨーク録音)特別収録
劇場外でファンからサインを求められる米倉涼子

劇場外でファンからサインを求められる米倉涼子。日本から訪れたファンの姿も多数みられた。

 

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