〈コラム〉風邪とカイロプラクティック パート2 頚椎5番を治すことで喉の回復力が向上

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第87回

13-04-27-ishitani-pic_2 “風邪は万病のもと”と言われるとおり、身近な病気ですが、侮ることはできません。また、理想は風邪をひきにくい免疫力の強い体をつくることです。風邪をひくたびに簡単に手に入る風邪薬を飲んでいては逆にどんどん免疫力は低下し、ますます風邪をひきやすい体になってしまいます。風邪はさまざまなウイルスによって引き起こされ、局部的な症状から始まり、呼吸器や消化器系症状も伴うことも珍しくありません。風邪の病原体のウイルスは口や鼻から体内に入り込み、感染して増殖していきます。免疫が低下しているとウイルスはどんどん感染部分で広がり、局部的な症状から、全身への症状と悪化していきます。
私は背骨を触ると患者が気が付いていない時でも、風邪をひきそうとか風邪をひいているのが分かることが多々あります。背骨とその間から出ている神経にはそれぞれ役割と意味があり、体の中で地図のように広がっています。例えば、首の骨の5番を触ってそこが悪い場合、その頚椎5番の神経は喉もコントロールしている場所であり、悪化状況により喉が痛んでいることを背骨から理解できるのです。逆に言うと、頚椎5番を治すことで喉の回復力が向上します。その早い段階で頚椎5番を治すことでひどく風邪をひききってしまうことを防げます。
次回もさらに詳しく、風邪にどのようにカイロプラクティック治療が効果があるのかお話します。
(次回は11月第2週号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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