〈コラム〉「理香先生の歯のアドバイス」第13回

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歯ブラシの種類について

手動も電動もさまざまな種類

Tooth brush and paste 自分にとって最適な歯ブラシとは、使いやすくて歯に馴染みやすいものでしょう。まずは一日最低2回の歯磨きと一日1回のフロス、さらに歯科医に歯ブラシの仕方と、自分の歯にあった種類の歯ブラシを選んでもらうことが大事です。
手動の歯ブラシには、沢山の種類とサイズがあり、製造元によってナイロンの毛の種類なども違います。日本では、毛の硬さが柔らかいものから硬いものまで分かれていますが、アメリカでは柔らかいタイプが一般的です。歯ブラシは個人差もありますが、少なくとも3カ月毎に取り替えるべきです。
安価な電池内蔵タイプの電動歯ブラシにも電池を入れ替えるタイプもありますが、特別な機能もなく普通の歯ブラシと同じようにヘッドが古くなれば使い捨てになります。
優れた性能の超音波振動の歯ブラシや回転式の電動歯ブラシは、充電式でハンドルを変える必要がなく、ヘッドの部分だけ定期的に取り替えます。価格も安いものから100ドル以上するものもあります。その中には、タイマーや歯磨きの強弱を表示するスクリーン、歯茎のマッサージ、歯のポリッシング機能、スタンドの他に殺菌作用ライト付きの歯ブラシ保管容器、旅行用の携帯容器などが付属するものもあります。全て機械が操作してくれるので、特別な歯ブラシのテクニックは必要ありません。
〈プロフィル〉古川理香(ふるかわ りか) メリーランド大学ボルチモア校歯学部卒業。AGD、ADA、NYSDA会員。ニューヨークで歯科医として開業。

Rika Furukawa〈プロフィル〉古川理香(ふるかわ りか) メリーランド大学ボルチモア校歯学部卒業。AGD、ADA、NYSDA会員。ニューヨークで歯科医として「Rika Furukawa, DDS, LLC.」開業。

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