ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅（137）
８月１日、ＢＳテレビ収録時
日本の夏の暑さは、インド並みです。インド人は暑いのに慣れているのでいいのですが、日本では大変なようです。インドにはスコールもあるし、また湿度が低いのでそれほど暑く感じないのかもしれません。加えて根本の違いは祈りの国インドでは神様の力が働くのか、メンタルが強く暑さもそれほど感じないのかもしれません。
神を信じ、聖者を信じます。特に究極のサマディ、涅槃を成就したヒマラヤ聖者を尊ぶカルチャーがあります。なぜなら本物の聖者の波動は伝搬し人々を幸せにするからです。本物の聖者の祝福をいただきたいと常に馳せ参じます。サマディマスターである私にはインドにおいて祝福を常に願われ多くの人がダルシャン（聖なる出会い）に来ます。特に国際ヨガデーでインドのモディ首相を祝福する機会があり、モディ首相のインスタグラムからインド中にその映像が流され私の存在が知れ渡ったことでさらに多くの重要な職種で活躍されている方々が祝福を望んできます。
人は、カルマがあり、生きる中でそれが蓄積されて重いエネルギーになります。修行をして浄めると軽いエネルギーになります。軽く良いエネルギーは良い思いとか良い人とか、そうしたものしか引き寄せなくなります。そこに純粋な願いがあると、それが実現します。聖者から祝福をいただくと、あなたを変容させます。その聖なるエネルギーで浄めが起きるのです。宇宙にはいろいろなエネルギーがあります。すべては生きて活動しています。人は行為によって、質が発生します。軽いエネルギーをサットバといいます。活動的なエネルギーをラジャスといいます。そして重い不活性なエネルギーをタマスといいます。そしてこの質はその人の性格を形成し、また運命、宿命を決定するのです。このエネルギーの質を変えるには、体の使い方、心の使い方を変えます。しかし、なかなか変えることができないのが人間です。わかっているけれどもやめられないのです。そうしたエネルギーを変える力があるのが、修行をした聖者の精妙なエネルギーなのです。ですから、インドの人は、何を差し置いても聖者の祝福を受けたいと馳せ参じます。そして聖者への信仰と愛で波動に感謝して生きるのです。厳しい暑さや騒々しい力強い行動の中で、力強く生きられるのです。男女の愛や、家族の愛、両親への愛も大切ですが、さらに高次元の存在への愛でもっとパワフルに生まれ変わり、幸運体質になれるのです。私は聖なるダルシャンという新しい祝福の出会いで皆さんに内側を変容させていただききたいのです。さらに瞑想の伝授と瞑想の実践で変容する道を教えています。みんなが修行をします。聖なる波動をいただいて、それを唱え、心身を浄化し、強めていけるのです。どんな逆境にもめげない力強さを獲得できるのです。
（次回は８月24日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
