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社団法人倫理研究所理事長・丸山敏秋氏のコラム

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〈コラム〉よい人間になればいい

丸山敏秋「風のゆくえ」第23回 西郷隆盛(南洲)は言わずと知れた明治維新の大功労者である。その一生は波瀾万丈。幕府打倒に軍功があっただけでは…

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〈コラム〉草は風になびく

丸山敏秋「風のゆくえ」第22回 だれでも『論語』の言葉の一つや二つは知っているだろう。「故(ふる)きを温ねて新しきを知る」とか「過ぎたるはな…

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〈コラム〉案ずるより産むが易し

丸山敏秋「風のゆくえ」第19回 人生航路でも風が止まってしまうことがある。追い風も向かい風も吹いてこない。五里霧中の迷路に入り込んだように、…

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〈コラム〉燃えない落日

丸山敏秋「風のゆくえ」第18回 今年の夏はロンドン五輪に世界が沸いた。204もの国と地域から参加したとは驚きである。しかし全競技(302種目…

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〈コラム〉首と頭を柔らかく

丸山敏秋「風のゆくえ」第17回 日本語の「首」という単語は、妙な使われ方をしている。脊椎動物の頭と胴体をつなぐ部分が「くび」と呼ばれ、首(あ…

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〈コラム〉誤解をなくす努力を

丸山敏秋「風のゆくえ」第16回 日本の歴史で、幕末維新ほどエキサイティングな時代はない。かくも多くの英傑が、この国にいたものかと驚き入る。変…

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〈コラム〉「観の目」を鍛える

丸山敏秋「風のゆくえ」第15回 宮澤賢治は不思議な人物である。 昨年の「3・11」大震災の翌月、岩手県花巻市に泊まったとき、頻繁に余震を感じ…

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〈コラム〉どんな人も動く

丸山敏秋「風のゆくえ」第13回 ある本で知ったジョークを一席。 テキサスのジョージは息子に農夫としての資質があるか不安だった。そこで彼の部屋…

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〈コラム〉大震災、あれから……

丸山敏秋「風のゆくえ」第12回 東日本大震災から1年が過ぎようとしている。昨年は地震による大災害だけでなく、秋口には台風によって100名近い…

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〈コラム〉どこで考えるのか

丸山敏秋「風のゆくえ」第11回 1961年に85歳で亡くなったスイスの精神科医カール・グスタフ・ユングは、独自の深層心理学を築き、多方面に影…

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〈コラム〉翻訳不可能な日本語

丸山敏秋「風のゆくえ」第9回 日本画ではまず影を描かない。だから遠近法を取り入れた近代絵画と比べると、日本画はベッタリした感じがする。どうし…

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〈コラム〉習慣の壁を破れるか

丸山敏秋「風のゆくえ」第8回 人間は「習慣の束」である。 古代ギリシアのアリストテレス以来、多くの人たちがそう指摘している。その通りであるこ…

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〈コラム〉先見力を磨く

丸山敏秋「風のゆくえ」第7回 リーダーに求められる能力の一つに「先見力」がある。世の中はこれからどう変わるか、世界の情勢はどうなっていくか……

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〈コラム〉虫の音に耳を澄ませて

丸山敏秋「風のゆくえ」第6回 日本では秋が近づくと、心にしみる虫たちの声が夜長を楽しませてくれる。外国人に虫の音は雑音にしか聞こえないそうだ…

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〈コラム〉砂の上の紋章

丸山敏秋「風のゆくえ」第4回 世界的に気象が異常だ。6月上旬に北京に行ったら、長いこと雨がほとんど降らないと聞いた。中国南部は旱魃に苦しんで…

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