仕込みにこだわった絶品の一杯　喰うチリラーメン

ファイナンシャル・ディストリクト・喰うラーメン

ＮＹエリア別　らーめんマップ（Vol. 7）

喰うチリラーメン（12ドル）

麺	細い縮れの卵麺。伸びにくく最後までプリプリとした食感が持続
スープ	鶏白湯としょうゆだが、アゴ節（トビウオ）やサバ節、カツオ節も使用する。スパイシーソースの辛さは選べるようになっている
トッピング	スパイシーな鶏そぼろ、半熟で味も深く染みこんでいる煮卵、ネギ、アルグラ（ルッコラ）、モヤシ、ナルト、メンマ、ごま、糸唐辛子
チャーシュー	タレの味がしみており、三枚肉の赤身と脂身のバランスも絶妙

今回紹介するのは手作りにこだわるスパイシーなラーメン。世界を代表する金融街にある喰うラーメンの人気急上昇中の一杯だ。
スープは鶏白湯。そこにアゴ節、サバ節、カツオ節などのうまみも溶けており、さまざまなうまみが絡み合っている。仕上げのスパイシーソースがうま辛い。
角煮チャーシューは黒豚の三枚肉を使用し、漬け汁で煮てからトッピング。そのためスープの中でもチャーシューそのものの深い味わいが残っている。鶏ひき肉は辛く味付けしてあり、麺と絡むとピリリとした辛さを効かせる。味玉も店内で仕込む手作りへのこだわりだ。麺へのこだわりも忘れてはいけない。卵を使用した細縮れ麺は伸びないように考えられており、デリバリーにも対応。（文・写真：伊藤）

喰うラーメン