「スピードラーニング」の開発者、大谷登社長 ニューヨークでの初講演に多数参加

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プロゴルファーの石川遼選手、女優の米倉涼子さんら著名人も受講していることで有名な英会話教材「スピードラーニング」の開発者である株式会社エスプリライン代表取締役社長大谷登氏による講演会が3月30日、ミッドタウンのTKP New York Conference Centerにて実施された。ニューヨークでの講演は初めてで、パイオニアの話を聞こうと、多数が参加した。また講演後、交流会も実施され、参加者と大谷社長はディナーブッフェを囲んで歓談を楽しんだ。

講演で大谷社長は、若い頃の失敗談を数多く披露し「試練というのは自分が何かを成し遂げたい時にやってくるもの。挑戦している時にやってくる。試練を与えられたことがありがたかった」と述べた。
同社のサービスが広く知られていることについて「マーケティングで気をつけていることはあるか」と参加者に質問されると、「小学生の時からコマーシャルが好きだった。見ている人にとって印象の強い言葉は何かということをいつも考えながらコマーシャルを作ってきた。何百とやってきた広告の中で残ったものを今でも新聞に出しているからそれだけで、ダイレクトなメッセージになる。小さな新聞社で広告をだして、うまくいったものがあったらもっと大きなものに展開していく。安全なものだけを展開していく。多いときは月に5億円のCM料を使っている」などと、自らの手法を惜しみなく披露した。

挑戦すれば100のうち99は失敗する。10やって成功する広告はあるかないか。5〜6個でみな諦めてしまうが、成功を目の前に、皆諦めているのだ。そこでもう一度挑戦し続けないと、と述べると会場からは大きな拍手が起きた。

<プロフィール>
大谷登(おおたに・のぼる)

株式会社エスプリライン代表取締役社長
コネチカット州・グリジッチ在住。1946年生まれ。埼玉県川越市で幼少期を過ごし、明治学院東村山高等学校(第1期生)に進学したが高校2年で中退。幼い頃からアメリカに強い憧れを抱き、旅行代理店に就職し海外へ。その後、仕事を転々とし、ニューヨークで通信販売を学び、日本で通販の会社を設立。自らが英語を身につけたプロセスを商品化した『スピードラーニング』が爆発的に売れ、現在は300万人以上が体験。日本の文化を世界に発信するために、現在はニューヨークと日本を行き来している。

(NY講演会:2018年3月30日)

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