〈コラム〉導院整体センター、鈴木規正「心身整体道場」第34回

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本来のあるべき〝健康体〟とは?

整体のゴールは、皆さんが生活習慣病を予防する手助けです。私が考える健康体のイメージはきわめてシンプルで、“大地にそびえ立ち、風にたなびく柔軟な1本の樹”です。本来の整体施術の目的は、皆さんが自分の意志で、「いつでも、何処にでも、自分の足で歩き駆けていける、丈夫でフレキシブルな体づくり」です。そのためには、足腰がしっかりと地につき、天や地から充分な養分エナジーを吸収し、スムーズに各臓器に循環し、対症療法ではない、病気抵抗力がある体質作りです。同時に社会生活での人生逆風に対応、階段上り下り、重荷運搬できる丈夫な基礎体力をつくる。強いフレキシブルな筋肉や関節は、気血水が体中や臓器をかけめぐり、自己治癒力(免疫力)が湧き上がる必要な条件です。これを助けるのが導院整体治療です。そのような当院の施術目的や効果を証明する記事を紹介します。
最近、メイヨー・クリニックから以下の記事が発表されました。「4000年前の伝統的な治療法のチャイニーズメディスン(東洋医学のことで、整体、漢方、ハリ、指圧等を含めた総称、特に整体は戦国時代から日本で行われていた)が、今日の西洋医学で治らない病気に役立ことが、これらの権威ある医療機関により証明された」。Now proven by the Mayo Clinic, the American Association for Cancer Research, the U.S. National Institutes of Health and by doctors worldwide…
それらの内容は、薬、注射や手術に頼らずコレステロール値を減らし、脳梗塞のリスク、膝の痛み、オーソライデスや心筋梗塞予防、慢性の体調不良、高血圧リスクの低減、ガン性腫瘍やアルツハイマー予防、健康な前立腺維持、勃起不良の治療など多くの例をあげている。
【最新の実例】
Kさん(米国人男性、67歳、定年退職者):西洋医ドクター(知人)に紹介されて来院。10年にわたり体調が悪い、何年前から腰痛があり、最近、特に痛みが激しく耐えきれず、数回にわたり筋肉弛緩注射を受けたが、全く効果が無かった。歩く姿は腰が曲がったままで非常に辛そう。診ると、骨盤が非常に大きく転位、腰椎3・4・5がズレ/捻転、更に仙骨が陥没していた。これでは上半身の体重に腰が耐え切れずに悲鳴を上げ、痛むのは当然のこと。骨盤の位置を正常に戻しても、腰部筋肉が弱いので骨盤の位置がすぐに戻ってしまう。数回の施術後、腰専用ベルトで骨盤と筋肉群をサポート、腰の戻り(ズレ)が止まり、安定した腰で正常に歩けるようになり、喜ばれた。
Cさん(米国人女性、50代、映画監督):長年の患者。最近、映写会での講演などハイヒールを履いて行く会合が多く、足首をくじき、痛みで歩くのが辛く、憂鬱になっていた。来週からブラジルに旅行に行くとのこと。西洋医の足のドクターに見せると手術が必要だと言われたので、すぐに来院。診ると「ただの捻挫」だったので、ズレた足骨を戻し、床を歩いてもらうと、痛みは無くなった。後日、彼女から以下のお礼の手紙を貰った。

Dearest Nori,
Thank you SO much for helping me with my foot today!!!!!!!!!!
It is SO much better tonight!!!!!
You are really amazing, Nori !!!
You did a miracle for me! Again!!!!!
I am more grateful than you will ever know!!! You are a GREAT healer!!!!!!!!!!
Sending you a big hug !!!
Cebera A.

Nori at NYGoCenter.
〈プロフィル〉鈴木規正(すずき のりまさ) 指圧・整体師。「導院整体センター」院長。日本指圧医会/桜医会会員。米国で17年以上にわたって整体指圧を行い、慢性痛(腰痛、肩凝り、膝足痛)などの治療にあたり、また整体治療を通して心身の健康回復をサポートする。自身が開講する指圧教室では450人以上の生徒を育成。
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