〈コラム〉不動産業界の世界にも広がる現状 クレジットカードで家賃支払いをする必要がありますか?

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タイチ不動産「不動産と住まい事情あれこれ」第71回

公共料金や食料雑貨購入や授業料やローンの支払いまで、今日のデジタル時代に人々は請求書に対して電子支払いとオンライン支払いをますます利用しています。この傾向は賃貸アパートに住み、毎月家賃を大家に支払う不動産業界の世界にも広がっていることは間違いありません。

家賃を電子的に支払うには、主に三つの方法があります。

銀行口座振り込み
家賃支払いの一つ目の選択肢は銀行口座から家主の銀行口座に電子振り込みを直接設定することです。家主が小切手を受け取ることを好む場合は、大部分の銀行は家主に直接、小切手を発行する無料の請求書支払いサービスを提供しています。あなたがする必要があるのは家主の名前と住所を入力し、小切手を送る頻度を指定することだけです。

●クレジットカードで賃貸料を支払う
多くの家主はAppfolio、Buildium、Quickbooksなどのオンライン経理管理ポータルを使用しています。これらのポータルではデビットカード、またはクレジットカードで公共料金を支払うのと同じ方法でテナントがログインして賃料を支払うことができます。通常デビット口座からの支払いは無料で、クレジットカード利用には1〜3%の手数料が掛かります。ITに精通した家主の中には入居者がvenmo、PayPal、SQUARE CASHなどの人気のあるアプリを使用して賃料を支払うことを許可しているため、銀行口座から直接安全な支払いを行うことが可能です。他の決済プラットフォームと同様にデビット口座には手数料がかかりませんが、クレジットカードには3%の手数料がかかります。

●サードパーティーの決済サービス
家主が電子決済を受けたくない場合でも、家主からの関与なしにデジットやクレジットカードで家賃を支払うことを可能にする多数のレンタル決済サービスがあります。基本的にはアカウント情報をサードパーティーのサービスに提供し、あなたの代わりに家主に小切手を送ることができます。これらの企業は通常2・5%から3%に及ぶパーセントベースの処理手数料を請求しています。

なぜクレジットカードで家賃支払いをするのか?

時間と手間を省けます。今日のデジタル中心の世界では小切手を書いたり、切手や封筒やメールボックスを探したりするのは面倒です。また家主が小切手を入金するのに数日か数週間かかることもあります。ボタンをクリックするだけで家賃をオンラインで支払うことであなたは口座残高を正確にトレースすることができます。

◇ ◇ ◇
(タイチ不動産 茂古沼孝)
(次回=1月21日号掲載=に続く)
〈記事提供〉タイチ不動産 228 E 45th St. Suite 1800, NYC TEL:212-983-7000 www.taichirealty.com 短期アパート

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