小麦肌を目指す欧米人、美白を目指す日本人

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夏になると、公園に水着ギャルが出現する件

新米ニューヨーカー・さめこのニューヨーク通信(17)

 

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こんにちは! ニューヨークの夏が好き過ぎて、このまま秋冬が来なければいいのにと切望している、新米ニューヨーカーでライターのさめこです。この時期ニューヨークの公園に行くと、日焼けをする為に芝生で寝転んでいる水着の女性、半裸の男性をよく見かけます。もはや公園というよりビーチ状態。日本ではそんな人達を見たことがなかったので、最初見た時は驚きのあまり思わず二度見をしてしまいました。

日本女性は美白命!

私たち日本人は、肌の白い女性は美しいという美的価値観を持っています。ゆえに日本の化粧品売り場には「美白」や「ホワイトニング」という文字がたくさん並んでいますし、日本のアイドルやモデル、女優さんはみんな雪のように白い女性ばかり。

ニューヨークの女性は日焼けが大好き!?

しかしニューヨークには、美白という文化がありません! むしろ小麦色の肌がカッコイイという価値観があります。日本女性は色白でほっそりとした体などの可憐な美しさを目指しますが、ニューヨークの女性は日に焼けた肌に、ただ細いだけでなくある程度の筋肉と脂肪のついた体など健康的な美しさを求めているようです。

日焼けがリア充の証?

また日焼けをしている=バカンスに行っているアピールにもなるのだとか。私たち日本人は、年齢を重ねたらシミやシワになるのでは? と心配してしまいますが、逆に歳を重ねた女性にシミがあると「この人は若い頃、たくさんバカンスに行ったのね」と思われるというから驚きです。

国が違えば、価値観も違う!

そんなニューヨークの女性達から見たら、日本女性達が日焼け止めを塗りたくり必死に美白対策をしているのを見たら、きっと不思議に思うのでしょう。さらに大きな帽子を被ったり日傘をさしたり、真夏でもアームカバーやマスク、長袖長ズボンを身につけている完全防備な女性を見たら、不思議を通り越して怪しい人だと思われそうですね(笑)。公園で寝転んでいる水着ギャルを見て「国が違えば、価値観も違う」という事を実感するのでした。

さめこ(鮫川 佳那子)【執筆者】
さめこ(鮫川 佳那子)
〈NY在住ライター/ニューヨーク女子部♡主催〉
青山学院大学卒業後、サイバーエージェントに入社し広告制作・メディア編集・イベント企画運営に携わる。2015年より夫の海外転勤で渡米し、現在はニューヨークの新聞をはじめ、様々な媒体で記事を執筆。またNY在住の20〜30代女性が所属するコミュニティー「ニューヨーク女子部♡」を主催し、イベント企画運営も行っている。
【ブログ】ameblo.jp/samechoco/

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